■S:今日の聖書の言葉
サムエル記 第二 18章29節(サムエル記 第二 19章)
★王が、「若者アブシャロムは無事か。」と聞くと、アヒアアマツは答えた。「ヨアブが王の家来のこのしもべを遣わすとき、私は、何か大騒ぎの起こるのを見ましたが、何があったのか知りません。」
■O:今日のコラム
「マラソン」という言葉は、紀元前450年、ペルシャ軍がギリシャに侵攻するために、アテネに近いマラトンに上陸。アテネ軍は激戦の末、ペルシャ軍を破り、勝利。この勝利を伝えるために一人の兵士が伝令として約36㎞をひたすら走り、アテネの城門で「我が軍勝てり」と伝え、その場で力尽きて息を引き取ったことが由来しているという。それくらい「知らせ」を伝えるためには、足が切っても切れない関係があったことが分かります。
今日の聖書箇所でも二人の伝令が登場します。1人はツァドクの子アヒアアマツ。もう一人は、クシュ人。二人ともヨアブに遣わされ、ダビデ王の下へと戦況の結果を携えて走りました。
ツァドクの子アヒアアマツは、ダビデ王に良い知らせを持って走ってきたことを期待されていました。また、アヒアアマツ自身も戦況の結果を報告できる喜びはあったのだと思わます。しかし、アヒアアマツは戦況を見て、その結果を知っていたにも関わらず、その報告の内容は、今日の聖書箇所の通り「何があったのか知りません。」でした。
このことから、私たちも良い知らせ(福音)を携える者としてアヒアアマツのような不明瞭な伝え方をしたくないと思わされました。今が収穫の時です。私たちの教会でも週に3回路傍伝道に出る機会が与えられています。それは、ある人にとっては学校、職場かもしれません。教会の外に、私たちが良い知らせを携えて来るのを期待している方々が本当に多くいます。
聖霊様の力を受けて、良い知らせを愛を持って周りの人に伝える者になりたいです。
良い知らせを伝える者の足は山々の上にあって、なんと美しいことよ。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを告げ知らせ、「あなたの神が王となる。」とシオンに言う者の足は。(イザヤ52:7)
■A:考えてみよう
祈り、聖霊様を求める。みことばに対する知恵と啓示を求める。福音を簡単、かつ明瞭に伝えられるように備える。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あいこ 】
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