■S:今日の聖書の言葉
サムエル記 第二 15章6節(サムエル記 第二 16章)
★アブシャロムは、さばきのために王のところに来るすべてのイスラエル人にこのようにした。こうしてアブシャロムはイスラエル人の心を盗んだ。
■O:今日のコラム
アブシャロムは謀反を起こしてダビデの政権を狙おうとしていました。
これは神様の御心に反することです。
15章6節には「アブシャロムはイスラエル人の心を盗んだ」とあります。
アブシャロムはイスラエル人の心を盗む為に色々と方法を考えました。
彼がしたことは王がするはずの「さばき」を自分が横取りしたということです。
さばきは王であるダビデがすることです。
しかし、アブシャロムは毎朝、朝早く忠実に人々の為にさばきをしました。
その後、アブシャロムに心を奪われた多くのイスラエルの民が、ダビデに敵対することになります。
私たちはこの箇所から学ぶべきことがたくさんあります。
ダビデは主に油注がれた者です。神様の御心と計画はダビデを通して成されることは明らかです。
(Ⅰ歴代誌17:10-15)
そのような主の心があるダビデを滅ぼし、主の計画を破壊しようとする力はサタンから来ています。
この15章の時点でアブシャロムの心はサタンが支配していました。
なぜ、アブシャロムの心の中はサタンに支配されてしまったのでしょうか?
それは、アブシャロムの心の中にある「憎しみ」が原因です。
13章にまで遡りますが、アブシャロムの異母兄弟アムノンが妹タマルをはずかしめたことが原因です。
もちろんアムノンがしたことは悪いことです。アムノンがした行為は誰にとっても赦せるものではありません。
しかし、憎しみの心がいつまでも心を支配するとそれはサタンが最も喜ぶ場所になります。
次のような御言葉があります。
「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。
悪魔に機会を与えないようにしなさい。」(エペソ4:26-27)
いつまでも憎しみの思いを心に蓄えているならば、それが悪魔に機会を与えることになります。
私たちの思い煩い、怒り、憎しみそのようなものを絶えずイエス様の十字架の元に持って行ましょう。
■A:考えてみよう
私たちの心の中を毎日点検しましょう。
真理の御言葉によって私たちの心の中を照らしましょう。
■P:祈り
イエス様、私の心の中にある人を赦せない思い、憎しみの心を取り除いて下さい。
人を赦す心を与えて下さい。
イエス様の御名によってお祈りします。
アーメン
【 あきひろ 】
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