■S:今日の聖書の言葉
マタイの福音書16章15～19節（詩篇138篇）
★イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」するとイエスは、彼に答えて言われた。「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。何でもあなたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれています。」
■O:今日のコラム
ペテロは、イエス様を救い主と告白しました。そのとき主は、この岩（ペトラ＝巨大な岩）の上に教会を建てると宣言されました。イエス様が、神の御子であり救い主であるということが、私たちの土台です。ペテロは、元々はシモンという名であったのに、教会の働きの土台となる役目（使徒と預言者がその土台とあります）を任命され、ペトロス（石）と呼ばれました。
『だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。』（マタイ７：２４）の岩がペトラです。イエス様が救い主であるということ、この方により頼めば間違いないということ、この方にしがみつけば必ず癒されるという確信が私たちの土台です。ちなみに『そして、せめて彼らに、着物のふさにでもさわらせてやってくださいと、イエスにお願いした。そして、さわった人々はみな、いやされた。』（マタイ１４：３６）とある聖句の、この『さわった』は、ギリシャ語では、『しがみつく』という意味があります。
これは、エノクの信仰でもあります。へブル書を見ると、『信仰によって、エノクは死を見ることのないように移されました。神に移されて、見えなくなりました。移される前に、彼は神に喜ばれていることが、あかしされていました。信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです』（へブル１１：５～６）とあります。
私たちが安定して生きるには、イエス様にだけ乗っかって生きることです。それ以外のものに乗っかると、どこかでガクッと落とされることになります。そして毎日、とにかくイエス様にしがみつき、イエス様に信頼し、イエス様を褒め称えて行きましょう！
私たちがどうであるかに関わらず、イエス様が素晴らしい方であるがゆえに、イエス様が救い主であるがゆえに、私たちは救われるのです！
そして、死に打ち勝つ力、地上を治める権威を与えられ、救いを地に流しだす者になるのです。
■A：考えてみよう
とにかくイエス様だけにしがみつく。この方だけにより頼む。
■P：祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
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