■S:今日の聖書の言葉
マタイの福音書4章6節

★「あなたが神の子なら、下に身を投げてみなさい。『神は御使いたちに命じて、その手にあなたをささえさせ、あなたの足が石に打ち当たることのないようにされる』と書いてありますから。」

詩篇125篇1-2節

★主に信頼する人々はシオンの山のようだ。ゆるぐことなく、とこしえにながらえる。
山々がエルサレムを取り囲むように、主は御民を今よりとこしえまでも囲まれる。

■O:今日のコラム
サタンがイエス様を試した時、3回中2回も、「あなたが神の子なら…」と言って試みました。

ということは、もし、サタンが命じたことが出来ない、または、起こらなかったら、「お前は神の子ではない」と断定させることになっていたでしょう。

しかし、面白いことに、イエス様は、サタンが命じたことを一切行いませんでした。ただ、みことばを持って、サタンの誘惑に勝利しました。

イエス様は、ご自分が神の子であることを、サタンの言われたとおりにやって証明することもできたはずです。石をパンに変えることだってできただろうし、神殿から飛び降りても、本当に守られていたと思います。

しかし、あえて、イエス様はそれをなさいませんでした。なぜでしょう?

私が思うに、イエス様は、ご自身が神の子であることをしっかり認識していたので、しるしや不思議を持ってサタンにそれを証明する必要がなかったのです。

皆さんは、自分が神の子であることをしっかり揺るぎなく認識しているでしょうか?今でもサタンは、「お前が神の子であれば…」といって、私達のことを責めたり挑発してきます。そして、神の子として、罪を犯したり、失敗したりすると、サタンは、私達が神の子でないという疑いを起こし、私達を神様から離れさせようとします。

皆さん、サタンの策略に陥らないでください!!イエス様が、みことばで打ち勝ったように、みことばを通して、自分は、どんなことがあっても、何ができてもできなくても、神の子であるというアイデンティティを持ちましょう。

今日の詩篇の箇所にもあります。神様に信頼するものは、ゆるがないと。そして、神様は今よりとこしえまでも、私達を囲んでくださっているのです。これは、真実で揺るぎのない、主のみことばです。

■A:考えてみよう
神の子であるという確信を、みことばを通して、また主との交わりの中で受け取っていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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