■S:今日の聖書の言葉
サムエル記 第一 31章11~13節
★ヤベシュ・ギルアデの住民が、ペリシテ人のサウルに対するしうちを聞いたとき、勇士たちはみな、立ち上がり、夜通し歩いて行って、サウルの死体と、その息子たちの死体とをベテ・シャンの城壁から取りはずし、これをヤベシュに運んで、そこで焼いた。それから、その骨を取って、ヤベシュにある柳の木の下に葬り、七日間、断食した。
マタイの福音書1章19節
★夫のヨセフは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた。
■O:今日のコラム
1サムエル11章にてサウルがヤベシュ・ギルアデの住民を救った出来事を、ヤベシュの人々は忘れてはいませんでした。
確かにサウルはダビデとは対照的な王で、最後には神様にまで見放されるまで衰えてしまった王でした。しかし、彼の王として行ったたった一つのことにでも目を留め、さらし者にされているサウルに心を痛め尊敬を表したのはヤベシュの人々だったのです。ちなみに、このヤベシュの人々、士師記21章では主の集いに来なかったという理由で400人の処女を除いては全て殺されていますが、後にはサウルを丁重に葬ったことに対する祝福をダビデから祝福を述べられています。
また、ヨセフは正しさのゆえに、マリヤを断罪するのでなく、誰にも知られないように別れることを決めました。
「愛はすべてのそむきの罪をおおう」(箴言10:12、1ペテロ4:8)というみことばの実践をこの2つの出来事から学びます。
■A:考えてみよう
主の正しさ、愛に基づく行動とはどういうものだろうか。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ぺい 】
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