■S:今日の聖書の言葉
サムエル記 第一 23章15-17節

★ダビデは、サウルが自分のいのちをねらって出て来たので恐れていた。そのときダビデはジフの荒野のホレシュにいた。
サウルの子ヨナタンは、ホレシュのダビデのところに来て、神の御名によってダビデを力づけた。
彼はダビデに言った。「恐れることはありません。私の父サウルの手があなたの身に及ぶことはないからです。あなたこそ、イスラエルの王となり、私はあなたの次に立つ者となるでしょう。私の父サウルもまた、そうなることを確かに知っているのです。」

■O:今日のコラム
サウルを恐れ、荒野に逃れていたダビデのもとに、ヨナタンが訪れダビデを力づけることが書かれています。

「力づける」とは、「励ます」とも訳されています。どんなときも、恐れを抱いてしまうときでも、励ましを受け、主によって力づけられるために、この箇所から2つのことを学ぶことができます。

一つ目は、主のみことばの約束によって励ましを受けることです。
ヨナタンは、主の計画、約束、みこころをダビデに言うことで、ダビデを励まし、力づけました。

私たちが、困難な状況や、試練、危機の中で、主のみことばの約束、計画を見続けることができず、恐れを抱いてしまうとき、今一度主のみことばを思い出し、握る必要があります。
ダビデが主の約束をヨナタンから改めて聞いて力づけられたように、主のみことばによって私たちは励まされ、主の御声を聞くとき力を得るのです。

今の状況がどうであったとしても、主が語られたみことばは必ず成就することを信じ、みことばに堅く立つとき、最悪な状況の中でも常に力づけられて、前進することができます。

ヨナタンは「神の御名によってダビデを力づけた(15節)」とありますが、原文では「神にあって彼の手を強めた」と書かれています。

私たちが、主の計画を成し遂げていくため、主の働きをしていくため(エズラ6:22、ネヘミヤ2:18)、また忍耐をもって信仰のレースを走り続けるために(ヘブル12:12)、主のみことばの約束を聞くことで私たちの手は神様によって強められるのです。

2つ目は、兄弟姉妹を通して励ましを受けることです。
私たちが互いに励まし合い、互いに徳を高め合うことは、みことばの命令です(1テサ5:11)。クリスチャンとして誰もが、兄弟姉妹から励ましを受けた経験が必ずあると思います。兄弟姉妹からの励ましは大きな力です。

私も、特に大学時代は兄弟姉妹からの励まし、交わりによって、信仰が成長していったことを思い起こします。先日も、ある姉妹に会い、交わりを持ちましたが、会うだけで喜びと励ましを受け、話を聞く中でとても大きな励ましと力を得ました。きっとこのときのダビデも、ヨナタンに会ったことは大きな励まし、喜びとなり、ヨナタンの言葉は大きな力となったと思います。

また、励ましを受けるだけでなく、私たちが励ましを与えることも、私たちにとって大きな励まし、喜びとなります。ヨナタンのように、どんな状況にいる兄弟姉妹でも、愛をもって、主のみことばの約束を語ることで、励ましを与える人になることを切に願います。

■A:考えてみよう
みことばの約束とはほど遠いと思えるような状況でも、どんな試練の中でも、恐れを抱くときでも、主のみことばの約束に堅く立ち、主のみことばによって励ましを受け前進することを求めましょう。そのために、主の御声を聞くこと、みことばを読むこと、みことばを宣言することなど、自分が日々の生活で具体的に取るべき行動は何か?

兄弟姉妹と互いに励まし合うことを、益々求めましょう。励ましを受け、励ましを与える人となるために、自分が具体的に取るべき行動は何か?

■P:祈り
主よ、今日もあなたのみことばを握り、みことばの約束に堅く立つことができるように私を励まし、助けてください。今日もあなたの御声を聞かせ、あなたのみこころを行うことができるように、私の手を強めてください。そして、みことばのように互いに励まし合うことができるように、兄弟姉妹の関係を益々祝福してください。今与えられている兄弟姉妹たちの存在を心から感謝し、彼らを主の御名で祝福します。あなたがいつもみことばによって、そして兄弟姉妹を通して、私を励まし力づけてくださることを感謝します。今日も、主を愛し、みことばを愛し、あなたにこの一日を捧げます。愛するイエスさまの御名でお祈りします。アーメン。

【 ありさ 】

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