■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第一19章23~24節(サムエル記第一20章)

★サウルはそこからラマのナヨテへ出て行ったが、彼にも神の霊が臨み、彼は預言しながら歩いて、ラマのナヨテに着いた。彼もまた着物を脱いで、サムエルの前で預言し、一昼夜の間、裸のまま倒れていた。このために、「サウルもまた、預言者のひとりなのか」と言われるようになった。

■O:今日のコラム
おそらく、サムエルは、へブル人の中で始めて預言者学校を建てた人物でしょう。彼らは、ラマのナヨテで預言していました。別訳では、預言状態であったとあります。おそらく異言を語り、御霊に満たされた状態だったのでしょう。近づく者たちも次々と御霊に満たされ、異言を語りだしました。
 現代において、祈りの家は、大勢の者が集い、御霊によって祈っています。まさに現代のラマのナヨテなのです。必ず、その近くに来るだけで御霊に満たされる者が次々起こされる事でしょう!
 怒りに狂っていたサウルでさえ、そこに来て御霊に満たされ、異言を語りだし、殺意を失っていきました。それどころか着物を脱ぎ捨て(プライドを脱ぎ捨て)裸のまま地に横たわっていました。地に横たわるとは、へブル的表現で全き信頼を意味します。プライドが捨てられ、全き平安がやってくるのは、御霊に満たされてこそです!努めて安息に入りましょう!
これは、ダビデの幕屋の型といえます。ダビデが契約の箱を運びいれるときに、プライドを脱ぎ捨て、裸になったように、またダビデが主に信頼して平安を得ていたように、私たちには、これが毎日必要です。
 そして、この状態になった人物が少なくとも旧約聖書で二人出てきます。そのうち一人は、ノアです。彼はぶどう酒に酔って(御霊に満たされて)天幕(聖所の象徴)で裸で寝ていました。彼もダビデの幕屋の型を表しています。セム(イスラエルに続く血統)とヤペテ(救いに入れられる異邦人)がともに肩に上着を掛けて父を覆う姿は、父なる神の臨在の満ちた幕屋をイスラエルと異邦人がともに担って建て上げる姿を象徴的に現しています。ダビデはミカルに蔑まれましたが、ノアはハムに言いふらされました。しかし、このことによって彼は、イスラエル、救われる異邦人、主に逆らう民の源流を生み出していきました。
 もう一人は、アダムです。彼はエデンの園で平安の中、裸で寝ていました。そのときにわき腹の骨が取られ、エバが生み出されていきました。
 このような御霊に満たされ、酔っ払うような祈りによって、何かが生み出されていくのです。ハンナもエリに『何を酔っ払っているのか!』としかられるような祈りを通して、この地にサムエルを生み出していきました。御霊に満たされて祈りましょう!この地の全ての創造のわざに御霊なる主が関わっておられるからです。御霊によって地球が住みだされ、御霊によってイエス様が生み出されていったように。
 初代教会も、酔っ払いと勘違いされる、このような祈りによって生み出されていったのは、みなさんもご存知の通りです。そして御霊によって始まったものは、御霊によって完成する、とあるように、最後の教会、花嫁なる教会もこのような祈りによって、生み出されていくのです。

■A:考えてみよう
毎日、御霊に満たされ、プライドが捨てられ、平安の中で憩うまで祈る!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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