■S:今日の聖書の言葉
ルツ記3章3節

★(しゅうとめナオミは彼女にに言った)「あなたはからだを洗って、油を塗り、晴れ着をまとい、打ち場に下って行きなさい。しかし、あの方の食事が終わるまで、気づかれないようにしなさい。」

5節

★ルツはしゅうとめに言った。「私におっしゃることはみないたします。」

■O:今日のコラム
ルツとボアズの結婚は二つのものが一つとされることの雛形です。

二つのものが一つとされる。
まずは、イスラエル人と異邦人が新しい一人の人なることを意味します。
(エペソ2章)
『すると、ボアズは言った。「娘さん。主があなたを祝福されるように。あなたのあとからの真実は、先の真実にまさっています。あなたは貧しい者でも、富む者でも、若い男たちのあとを追わなかったからです。』
(ルツ3:10)
この箇所から察するに、ルツはまだ若く、ボアズは大分年上だったのではないかと思われます。
けれどもルツは若い男性に惹かれることなく、義理母のナオミに誠実を尽くし、ナオミの言葉に従順し、ボアズの妻となるべく、彼のいる、打ち場へと入っていったのでした。(ルツ3:5,6)

その結果、彼女は異邦人であったにも関わらず、神の民イスラエル人の妻となりました。しかもユダ族の者とされて、救い主にまでつながる子どもを産みだす特権を得たのでした。
ユダ族の遺産をともに受け継ぐ者となったのです。

イスラエル人は私たち異邦人にとって、将来一つとなるべく神の御体のもう片方(とでも言うのでしょうか)です。
主は私たち異邦人がイスラエルを愛して祝福することを願っておられます。是非、ルツのように、御父の願いに従順しましょう。
そして、これからも、シオンへの大路を心に抱き、御父と同じ心でイスラエルを愛し、イスラエルのために祈っていきましょう。

なんと幸いなことでしょう。その力が、あなたにあり、その心の中にシオンへの大路のある人は。(詩篇84:5)

エルサレムの平和のために祈れ。「おまえを愛する人々が栄えるように。(詩篇122:6)

そうするうちに、やがて、私たち異邦人はイスラエル人と一つとされて、イスラエル人の受ける同じ祝福を受け継ぐことが出来るのです。ハレルヤ!

もう一つは花婿イエス・キリストと花嫁なる教会が一つとされるということです。

3節には「からだを洗って、油を塗り、晴れ着をまとい」とあります。

からだを洗う。
花嫁なる教会は、きよさを愛します。
日々、自分の罪を悔い改め、自我に死にます。罪の楽しみを敵とします。

そして油を塗る。
油を象徴する、聖霊様を自分の内に歓迎し、聖霊様に満たされることを喜びとします。

そして、晴れ着。
黙示録には、イエスのあかしの言葉のゆえに殺された、死に至るまで忠実だった者に「白い衣」が与えられた、と記されています。(ヨハネの黙示録6:9~11)ここにある「晴れ着」とは、そのようなものではないでしょうか。

異邦人とイスラエル人が新しい1人の人となる時、そして花婿なるキリストと花嫁なる教会が一つとされる日を夢見て、そのために日々備えていきましょう!

■A:考えてみよう
毎日の祈りの中に、エルサレムの平和のため、また、イスラエルの天の窓が開かれ、ますます福音がユダヤの人々の間に開かれていくように、日々の祈りに加えて祈りましょう。

花嫁の心はブームとかではありません。
教会にせっかく主が開いて下さった「花嫁としての教会のアイデンティティー」、啓示を捨てることなく、忘れることなく、さらに花嫁の心を追求していきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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