■S:今日の聖書の言葉
詩篇107篇1〜2節(マタイの福音書2章)
★主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」
主に贖われた者はこのように言え。…
■O:今日のコラム
この章は命令形で始まっています。
「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」
先日、日曜学校でイスラエルの姉妹が子供たちにヘブル語の賛美を教えてくれました。それはこの詩篇から作られた「主に感謝せよ。」という賛美の曲でした。
姉妹は、子どもたちに歌詞の意味を説明するために、ヘブル語の単語ひとつひとつ説明してくれました。
その中で印象的だったのが、新改訳では「いつくしみ深い」と訳されているところがヘブル語だと「トーヴ」טֹוב「良い」という意味であることでした。英語では、原語通りgoodと訳されていますが、日本語は「いつくしみ深い」とか「恵み深い」と訳されているのです。
なぜ私たちは主に感謝すべきなのでしょうか。それは、主が「良いお方」だからです。主は私たちに良いものしか与えられないお方です。また、主は良いものを与えることを何よりも喜びとされる方なのです。
このお方ゆえに主に感謝するのです。
理解出来ない事が自分の身に起こる時もあるでしょう。しかし主は、主ご自身が私たちを愛しておられること、また私たちに対して計画を持っておられること、その事を私たちが理解することを望んでおられるのです。
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」
(ローマ8:28)
私は今まで信仰と正反対のことをしてきました。困難の状況の時には、なんでこんな事が起こるのか、、と悩み、つぶやきました。
しかし、主は私を愛しておられ、主はこの境遇が私にとって益となるように働いて下さるというみことばを握り、困難な状況であっても賛美することを始めました。タイマーをかけて10分ごとに感謝する、あれです。
ある時、子供を叱っている時にタイマーがなり、叱りながら主に感謝しました。それを見た夫が、怒りながら感謝してる。とフッと笑いました。笑
このように始めは感情がなかなかついていきません。それでも続けているうちに自分の中で変化していくのを感じるはずです。主が私の益のためにこの状況を許された、これは完璧な主のご計画の一部である、主が私に良いものを与えようとしておられる、ということを少しずつ理解し始め、心から感謝出来るようになるのです。
聖書には、すべての事について感謝すべきだと書いてあります。
このみことばを受け入れ、良い結果だけでなく、悪い結果や自分の身に主が起こされることすべての事について主を賛美していきましょう。なぜなら善悪の正しい概念もっておられるのは神様だけだからです。
すべての事に感謝する人たちは、主を賛美しているうちに、その結果として、一貫して変わらない感謝と喜びの姿勢を経験します。ますます感謝と喜びをもって主を賛美する生活を続けることが出来るでしょう。
■A:考えてみよう
すべての事について主に感謝することを決心しましょう。しかし、これらは自分の力では到底出来ません。それを実現させるのは神の働きです。
直面している困難な状況ではなく、悪に打ち勝つ力を持っておられる主にだけ集中しましょう。私たちのなすべき事は、いつもイエス様に目を向け、生活の中で感謝と賛美を捧げる事です。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ひさえ 】
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