パク・ホジョン師 祈りのセミナー2013レポート

わたしの家は祈りの家と呼ばれる 04

「シモン・ペテロが答えて言った。 「あなたは、 生ける神の御子キリストです。 」するとイエスは、 彼に答えて言われた。 「バルヨナ・シモン。 あなたは幸いです。 このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、 天にいますわたしの父です。ではわたしもあなたに言います。 あなたはペテロです。 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。 ハデスの門もそれには打ち勝てません。わたしは、 あなたに天の御国のかぎを上げます。 何でもあなたが地上でつなぐなら、 それは天においてもつながれており、 あなたが地上で解くなら、 それは天においても解かれています。 」そのとき、 イエスは、 ご自分がキリストであることをだれにも言ってはならない、 と弟子たちを戒められた。」(マタイの福音書16書16 – 20節)

ローマ書とエペソ書

前回は「教会のDNA」と言うテーマでお届けしました。今回も前回の答えから。A1.教会のDNAはマタイの16章に書かれています。A2.命は小さな生命体が着床することで始まります。教会も同じです。私たちはこの教会のDNAを回復する必要があります。なぜ、主は教会をこの地に立てる必要があったのでしょうか。なぜ私たちは主によって召し出されたのでしょうか。

それはエペソ書とローマ書に書かれています。エペソ書は教会論の書簡で、教会の奥義が秘められた偉大な書物です。パウロが書いた手紙はどれも素晴らしいものですが、特に二つ上げるとすると、ローマ書とエペソ書が挙げられます。パウロは聖書で13もの書簡を記していますが、そのアルファとオメガとも言えるのがローマ書とエペソ書です。ローマ書では、キリスト教とは何か、その根本が語られています。エペソ書には、天にある聖なる教会の完成の姿が書かれています。

パウロはエペソの1章15節〜最後まで祈りを捧げています。その核心は17節にあります。

「どうか、 私たちの主イエス・キリストの神、 すなわち栄光の父が、 神を知るための知恵と啓示の御霊を、 あなたがたに与えてくださいますように。」

(エペソ1:17)

それでは皆さん、実際に口に出して次の事を宣言してみてください。「知恵と啓示の御霊を私たちに注いでください。そして、私たちの霊の目を開き、心の目を開いて下さい。」私も、皆さんの心の目が開かれるようにと願います。
これはパウロが教会について教える前に祈った祈りです。「主よ、私たちの心の目が開かれるようにして下さい。目からウロコが取り除かれるようにして下さい。それによって、私たちが主によって召し出された目的と希望を知るようにして下さい。」それは単に個人の召しに関して言ってるのではありません。そこには、教会という共同体(コイノニア)に対する神様の召しと希望が何なのかが語られているのです。

Q1. エペソ書には何が書かれていますか?
Q2. ローマ書には何が書かれていますか?
Q3. パウロがエペソ書で祈った核心はどこの箇所で、何についてですか?

(答えは次回に)
<続く>

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