■S:今日の聖書の言葉
ヤコブの手紙4章1節

★何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いがあるのでしょう。あなたがたのからだの中で戦う欲望が原因ではありませんか。

ヤコブの手紙4章10節

★主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高くしてくださいます。

士師記18章7節

★五人の者は進んで行って、ライシュに着き、そこの住民を見ると、彼らは安らかに住んでおり、シドン人のならわしに従って、平穏で安心しきっていた。この地には足りないものは何もなく、押えつける者もなかった。彼らはシドン人から遠く離れており、そのうえ、だれとも交渉がなかった。

■O:今日のコラム
士師記18章では、ライシュという町がダン族に襲われ、土地を奪われました。

「ライシュ」という町の名前の語源は「ライオン」という意味があり、強さを表しています。
士師記の18章を見ると、ライシュの民は近隣の町の誰とも交渉が無かったので、ダン族に襲われた時に、誰もライシュの町を救い出すものが無かったことが分かります。(28節)

恐らくライシュに住む人達は自分の強さに安泰し、恐れ知らずに暮らしていたのでしょう。
本来なら「危機が迫った時にはお互いに助け合おう」という同盟を近隣の町などと組んで身を守るところ、彼らは自分の強さを過信し、『誰に助けてもらわずとも、私たちは強いから大丈夫だ』と油断しているところを、ダン族に襲われたのではないでしょうか。

「高ぶり」は私たちを神様から遠ざけ、身の破滅へと誘う、恐ろしい敵です。
高ぶりは、ヤコブの手紙1:1にあるように、私たちの体の中で戦う欲であって、『相手は間違っていて、自分が正しいんだ』『相手よりも自分の方が優っている』と主張する、厄介なヤツです。そして、そのような考えが、私たちの間に戦いや争いをもたらします。

ライシュの人々に破滅をもたらしたのも、この「高ぶり」でした。

正しいのは、主イエス・キリストただお一人です。
私たちのうちには常に、「自分が上だ。自分が正しい。」と主張したがる欲が潜んでいます。
自分は今のままで大丈夫、と安心するのはライシュの住民の考え方です。
私も「自分の方が合っている」という考えをなかなか捨てられない弱さと日々戦っています。

毎日毎日、自分の中にある高ぶりを、また、主を悲しませているあらゆる悪い思いを、悔い改め、その代わりに主の素晴らしさで思いが満たされるよう、祈り求めていきましょう。
また、自分の力だけでは、自分の思いを完全に変えることは出来ません。
絶対に聖霊様の助けが必要です。
いつも聖霊様に内に豊かに住まわって下さるように、聖霊様を名一杯歓迎しましょう。

■A:考えてみよう
今日、自分の正当性を放棄しなければならない相手がいるだろうか?
自分の中で戦っている欲はなんだろう?

■P:祈り
神様、自分の正しさを主張したがる弱い私を許して下さい。
正しいのは、主お一人です。
私が自分の義を主張するのではなく、あなたの愛の前にへりくだることが出来るように助けて下さい。
聖霊様、歓迎します。私を内側から清め、キリストの似姿へと益々作り変えて下さい。私自身の思いも、心も、あなたに完全に明け渡し、委ねます。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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