■S:今日の聖書の言葉
士師記15章(ヤコブ書1章)
★今日は、サムソンの話全体からとします。

■O:今日のコラム
士師記は、様々なこの地で勝利していかなくてはいけない悪霊との戦いの手引書です。
 ここで戦うペリシテ人は、ガテ人ゴリアテに代表される(ガテはペリシテの町)民族的、国家的に圧迫しようとする強い悪霊です。『私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。』(エペソ6:12)という御言葉でいうところの『暗闇の世界の支配者たち』にあたるのではないでしょうか。今もこのペリシテの霊は、パレスチナという形をとって、イスラエルを圧迫し続けています。もちろんパレスチナ人の救いを求めますが。
 サムソンは、12番目の士師として、突出した力と賜物に溢れた勇者でした。しかし、彼はその賜物を支える人格があまりにも貧弱だったのです。
 この事はよく、指輪でたとえられるのですが、どんなに立派な宝石(賜物)もしっかりとそれを留めておく爪(人格)がしっかりしていないと、ポロッととれてしまい意味がないのです。
 この人格を成長させる鍵が礼拝です。このストーリーにその鍵が隠されています。だから、このサムソンのストーリーは幕屋の形になっています。
① 祭壇    マノアが祭壇でいけにえを捧げる
② 洗盤    生まれるサムソンは、きよいナジル人である
③ 燭台    サムソンに御霊が下る
④ みことば  ジャッカルにたいまつ(御言葉)をつけ戦う
⑤ 金の香壇  サムソンは、ダゴン神殿で祈りを捧げる
個人が礼拝の生活を回復するなら、個人は人格が整えられていきます。その人格の完成は御霊の実の成熟であり、礼拝によって建て挙げられるのです。一人ひとりがダビデの幕屋となって絶え間ない礼拝者、生活の全てで神を褒め称え賛美する者となっていくとき、悲劇のストーリー(厳粛、血のにおいに象徴されるモーセの幕屋)ではなく、喜びのストーリー(ダビデの幕屋は喜びの賛美が絶え間ないところ)が解き放たれ、巨人ゴリアテは倒され、神の民は力を得ていきます。
そして、教会が礼拝する教会となっていくならば、教会は地域に勝利をしていきます。日本が礼拝者で満ちていくとき、完全にペリシテの霊は打ち砕かれます。
 ペリシテの霊を打ち負かす鍵は礼拝であり、ダビデの幕屋です。日本の勝利を宣言します!

■A:考えてみよう
まことの礼拝者、ダビデのスピリットで礼拝する者、ダビデの幕屋となって行きましょう!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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