■S:今日の聖書の言葉

マタイの福音書7章24節(詩篇128篇)

★ だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。

■O:今日のコラム

皆さんは、トランプを使ってピラミッドタワーを作ったことがありますか?

何段までできましたか?
私は5段くらいまで建て上げたことがあります。

この遊びでは集中力が必要ですが、それ以上に重要なのはその土台です。土台がまっすぐで、かつ滑りにくく振動しないところを見つけると、成功する確率が高くなります。

イエス様は、マタイの福音書の5章から7章の間で山上の垂訓といわれるメッセージを語られました。

この山上の垂訓はゴールデンルールとも呼ばれ、福音書の中でも特に重要な箇所であると言われています。

その中には、イエス様が直接語られた数多くの新しい戒めが詰め込まれています。
今日の聖書の箇所は、そのまとめの部分に当たります。

イエス様は、5章から語られた全体のことを指して、「これらのことばを聞いて行うものは…」 と言われました。ただ「聞く」だけではなく、「行う」という言葉も含まれている所に注目しなければなりません。

私たちは礼拝のメッセージや聖書から、また様々な信仰書などから沢山の教えを学びます。
しかし、いったいそのうちのどれほどを行動に移しているでしょうか。

山上の垂訓で語られているこれらの戒めも、私たちが行動に移さない限り本当の意味をなしません。
しかし、ここで問題なるのが本当に山上の垂訓の戒めを守り、行うことができるかということです。

もしそれが義務感や強制によってのものであるなら、私たちは守り行うことは難しいでしょう。
しかし、命をかけて私たちを愛してくださった方の本当の愛の大きさを知るなら、自然にこの戒めを守り行いたくなってくるのではないかと思います。

山上の垂訓で語られていることは、天国の基準で生きるクリスチャンの姿です。
もし、この地上においてこの戒めを守り行うことができるのであれば、天の御国がこの地に来たようなものです。

初めから、この戒めを守り行うことは困難であることは分かっています。
しかし、それを可能にするために助け主、慰め主なる聖霊様が私たちに与えられていることを覚えなければなりません。

「私にはできない!」 と思ったその瞬間に 「でも、聖霊様が共にいてくださるのでできる!」 と信仰により宣言し、チャレンジしていくことが大切です。

その、小さいようにみえる積み重ねを忠実にしていく時、徐々にこの戒めを守り行うことが可能になってくるはずです。
そのような事ができる人を、イエス様は 「岩の上に自分の家を建てた賢い人」 と呼んでくださいます。

それは、コリント人への手紙 第一 3章10-11節に書かれている 「与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。そして、ほかの人がその上に家を建てています。しかし、どのように建てるかについてはそれぞれが注意しなければなりません。

というのは、だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えることはできないからです。その土台とはイエス。キリストです。」 という箇所からもわかります。

イエス様を信じている者には、揺るぎないキリストという土台が据えられています。その上にどのような家を建てるかは私たち一人ひとりに委ねられています。

あなたは、どんな家を建てたいですか?

■A:考えてみよう

マタイの福音書の5章から7章の間に書かれてある戒めを書きだしてみましょう。

難しいかもしれませんが、その戒めを実際に行うことにチャレンジしてみましょう。

「私は、私を強くしてくださる方によってどんなこともできるのです。(ピリピ人への手紙4章13節)」

何事もチャレンジの一歩を踏み出さないと始まりません。今日、その一歩を踏み出していきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しゅん 】

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