■S:今日の聖書の言葉
テモテへの手紙第二1章7~8節(イザヤ書43章)
★神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。ですから、あなたは、私たちの主をあかしすることや、私が主の囚人であることを恥じてはいけません。むしろ、神の力によって、福音のために私と苦しみをともにしてください。
■O:今日のコラム
主が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではありません。どうしてパウロがそのことを言い出したかというと、テモテが主を恥じることなく、あかしすることのためです。
イエス様のあかしをすることに、最も恐れが伴うのは伝道するときです。伝道には、力と愛と慎みが必要です。そしてそれは、聖霊様が与えてくださる性質です。
① 力
伝道は主の力を現す最高の場面です。パウロは、『そして、私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵のことばによって行われたものではなく、御霊と御力の現れでした。』(Ⅰコリント2:4)と言っています。伝道の場で相手の癒しのために祈り、奇跡を解き放つ伝道が初代教会の伝道でした。これが回復していく事を求めて大胆に行いましょう!必ずそうなるのですから。
② 愛
伝道には愛が必要です。まず神に対する愛です。そこから主を知らない人への愛とあわれみが出てきます。『だから伝えなければならない。』『断られるかどうかの問題ではない。』という心は、神に愛され、神を愛する中で養われます。『神のものを神にお返しするのだ』という情熱が湧き上がってくるのです。この愛の火を大切にしましょう!
③ 慎み
伝道にはかなり強引な展開もあります。しかし喧嘩腰では駄目です。反論する人も必ず現れてきます。しかし、争ってはいけません。『義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。』(ヤコブ3:18)また、私たちの態度が柔らかいと向こうも柔らかくなりやすいのです。つまり、ふとした時に神に立ち返りやすいのです。『主のしもべが争ってはいけません。むしろ、すべての人に優しくし、よく教え、よく忍び、反対する人たちを柔和な心で訓戒しなさい。もしかすると、神は彼らに悔い改めの心を与えて真理を悟らせてくださるでしょう。それで悪魔に捕らえられて思うままにされている人々でも、目ざめてそのわなをのがれることもあるでしょう。』(Ⅱテモテ2:24~26)
主は、力と慎みという対極にあるものを愛で結び合わせるユニークな方です。この聖霊様の力を求めて祈り、伝道していきましょう!神のものを神にお返ししていきましょう!
■A:考えてみよう
今週、誰か一人の人に福音を語る
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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