■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書23章8-9、41-43節、イザヤ書23章17~18節
★ルカ23:8-9 ヘロデはイエスを見ると非常に喜んだ 。ずっと前からイエスのことを聞いていたので、イエスに会いたいと思っていたし、イエスの行う何かの奇蹟を見たいと考えていたからである。
それで、いろいろと質問したが、イエスは彼に何もお答えにならなかった。★ルカ23:41-43 われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」
そして言った。「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」
イエスは、彼に言われた。「まことに 、あなたに告げます。あなたはきょう、 わたしとともにパラダイスにいます。」★イザ23:17-18 七十年がたつと、主はツロを顧みられるので、彼女は再び遊女の報酬を得、地のすべての王国と地上で淫行を行う。
その儲け、遊女の報酬は、主にささげられ、それはたくわえられず、積み立てられない。その儲けは、主の前に住む者たちが、飽きるほど食べ、上等の着物を着るためのものとなるからだ。
■O:今日のコラム
9月9日の朝です。今日1日、イエス様の本質を求めていきましょう。主が近くにいるのに、インマヌエルの主が何も語ってくださらない時があるからです。
イエス様と会うことができたヘロデ王様と十字架で隣になった罪深い男の違いは、イエス様を通して御国を見ているかどうかです。
ヘロデ王様は、ある意味で、有名人に会えて喜んでいる感じです。「ネタになる! 奇跡も見たいしな~♪」の様な感じです。(有名人に会うこと、喜ぶことなどは、悪いことではないと思います… 何より、奇跡を求めることは本当に大切なことです。)
一方で、罪深い男は、自分の罪を認めました。イエス様が自分の人生には必要だということを認めました。イエス様に天の御国の鍵があることを信じました。
イエス様が戻られた天の御座で思い出してくださるだけでも良いと考えていました。(きっと牢屋にいたので、イエス様の噂だけを聞いていて、御言葉を実際に聞いていなかったので、旧約の話と、噂からのイメージだけがあったのだと思います。)そして、御国を求めていました。
ヘロデ王様には話されなかったイエス様は、罪深い男には語られました。イエス様の本質を求め、見ていく時に、イエス様御自身が語ってくださるのです。
ツロにおける遊女の報酬は、この世のモノに価値をおいているヘロデ王様と似ています。ツロは、港町で、貿易で栄えていた街でした。ダビデ王の時代には神殿のための材料を準備したりと活躍しましたが、だんだんと、貿易の中で、高慢さが出てきてエルサレムをバカにするようになっていました。今の状況だけを求めていたのでした。しかし、その儲けは蓄えることはできません。
この世には宝を蓄えることができませんが、天の御国には蓄えることができます。主の前に住む者達が、主の御国を求める者達が、天の御国で受け取る報酬として見ることができます。
罪深い男が、イエス様を求め、イエス様に立ち返った時に、パラダイスへの鍵を受け取れたように、天の御国に宝を積むことができたように、イエス様の本質を求めていきましょう。イエス様を通して御国を求めていきましょう。
■A:考えてみよう
御国を求めていきましょう。御心が天で行われるように地でも行われますように、求めていきましょう。イエス様の十字架と復活を感謝して今日も受け取っていきましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ひろみち 】
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