■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書24章44-45節 (イザヤ書24章)
★ さて、そこでイエスは言われた。「わたしがまだあなたがたといっしょにいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについてモーセの律法と預言者と詩篇とに書いてあることは、必ず全部成就するということでした。」そこで、イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、
■O:今日のコラム
聖書。それは、私たち1人1人に宛てられた神様からの愛のお手紙だとよく聞きます。
本当にその通りで、私たちは日々、そのお方の御言葉を読み、そして時には励まされ、時には慰められ、また時には教えられます。そして、受けた御言葉を私たち個人の人生に適応していきます。神様は個人に語られるお方だからです。
しかし、聖書はただ個人の為にある書物ではありません。
今日の箇所からそれが読み取れます。
「わたしについてモーセの律法と預言者と詩篇とに書いてあることは、必ず全部成就する」
ここにあるモーセの律法、預言者、そして詩篇とは、旧約聖書のことであり、聖書です。そして、その聖書に書かれている事とは、イエス様についてなのです。
聖書を読む時、ただ単に自分の為だけに読むのではなく、メシアであるイエス様をもっと深く知る為に読む必要があると学ばされました。なぜなら、聖書全体がイエス様について書かれているからです。
しかし、それを受け取るには、大事な大事な秘訣があります。
イエス様の時代に生きていたパリサイ人、祭司、律法学者達は毎日聖書を読んでいましたが、イエス様が聖書に書かれているメシアなる存在だと理解できませんでした。また、3年間もイエス様と一緒にいた弟子達でさえ、理解することができなかったのです。
しかし、旧約聖書時代には、イエス様がメシアだと理解していた人々がいます。シメオンやバプテスマのヨハネなどです。彼らの共通点はなんでしょうか?
聖霊です。神様の御霊である聖霊を皆受けていた事です。
弟子達も、最終的には、イエス様が彼らの心を開いたときに理解し始めました。
私たちも、聖霊様を受け、聖書を通して、イエス様についての啓示をますます吸収していきましょう。
イエス様ご自身がヨハネの福音書15章26節でこのように語っています。
「わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、その御霊がわたしについてあかしします。」
御霊、聖霊様の働きは、私たちを慰め、助けるだけではなく、イエス様についてあかしをするのです。
■A:考えてみよう
毎回、聖書を開く時、聖霊様に私たちの心を開き、聖書を悟らせてくださるようにお祈りしましょう。そして、聖書を通して、私たちへのレーマを受け取るだけではなく、イエス様をもっと知る為の啓示を聖霊様から頂きましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 かよ 】
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