■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書12章42-44節(イザヤ書12章)
★ 主は言われた。「では、主人から、その家のしもべたちを任されて、食事時には彼らに食べ物を与える忠実な賢い管理人とは、いったいだれでしょう。主人が帰って来たときに、そのようにしているのを見られるしもべは幸いです。わたしは真実をあなたがたに告げます。主人は彼に自分の全財産を任せるようになります。」
■O:今日のコラム
主イエスの再臨を待ち望む信仰は、私達にとって非常に重要な信仰と言えます。
1世紀の使徒や弟子達が、熱心に祈り、自らの持ち物も惜しみなく捧げ、聖さの中を生き、聖霊に満たされて全世界へと福音を伝えて行ったその中心的な理由は、自分達の生きている内に主イエスが再び戻って来ると信じていた為です。
どの時代においても、主の再臨を待ち望む信仰を持った聖徒達は熱心に信仰を持ち、聖霊の力を受けて、その時代、時代に真理の回復とリバイバルをもたらしました。
歴史の中であまりにも多くの異端や極端、そして惑わしが出てきた為に、現代の教会は再臨を語る事において非常に慎重になっています。いや、慎重どころか語られなくなっています。
しかし、聖書をよく読んでみて下さい。
旧約・新約、両方において、そこには繰り返し、主が再びこの地に戻って来られる事が書き記されており、これこそが聖徒達の最も大きな希望であると知る事が出来ます。
ルカによる福音書12章においても中盤から主イエスは、目を覚まして主の訪れを待ち望む事について大切な忠告をしておられます。
主の時を悟る信仰の態度の一つとして、食事時に食べ物を与える「忠実な賢い管理人」の例えが言われています。
ここで「食事時」と記されている言葉の「時」は、原語のギリシャ語には「カイロス」という言葉が用いられています。カイロスとは、定められた時を意味する言葉です。
今は教会が心地よさや生ぬるさのまどろみから起き上がって目を覚ます時であり、絶え間ない祈りと礼拝を通して主イエスの訪れを熱心に待ち望む時であり、御霊の力を受けて大胆に福音を宣べ伝え、魂の大収穫に参与し、主イエスが再び戻って来られる道を備える時です。
今、御霊が語っておられる言葉を聞き、それをまず自分自身が実行し、また人々に伝える事が出来ます様に。
■A:考えてみよう
主イエスは教会に対して「耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。」と言っておられます。
御霊の語りかけを今日新たに受ける為に、飢え渇きを持って御言葉を開き、また祈りましょう。
■P:祈り
ああ主よ。私自身が絶えずあなたの声を聞き、目を覚ましてあなたを待ち望む忠実なしもべとなりたいです。今必要な主の言葉を聞いて、それを語る「忠実な賢い管理人」として、この時代を歩む事が出来ますように。聖霊様絶えず導き続けて下さい。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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