■S:今日の聖書の言葉
ルカの福音書1章49節(イザヤ書1章)
★ 力ある方が、私に大きなことをしてくださいました。その御名は聖く、
■O:今日のコラム
これは、マリヤが身ごもっているときの言葉です。マリヤは救い主を身ごもったことを『大きなことをしてくださいました』と表現しました。
この『大きなこと』は、ギリシャ語でメガレイオスとあり、聖書に2箇所しか使われていません。
もう一箇所は、どこかというと、ペンテコステの時です。
『ユダヤ人もいれば改宗者もいる。またクレテ人とアラビヤ人なのに、あの人たちが、私たちのいろいろな国ことばで神の大きなみわざを語るのを聞こうとは。』(使徒2:11)の『大きなみわざ』、がそれです。
この二つに共通することがあります。それは、主が私たちとともに住まわれるということです。マリヤの身体の内にイエス様が住まわれ、弟子たちの身体の内に聖霊様が住まわれたのです!
これを聖書は大いなる御業と呼ぶのです。ご自身を紹介するのに、インマヌエル(主はともにおられる)と紹介されるほど、主にとっては、それは、大きなことなのです!
癒しが起こることも、素晴らしいことです。私は、すべての人が癒されるべきだと感じます。
奇跡が起こることも素晴らしいです。ますます顕著な奇跡によって主が栄光を表されることを信じています。
しかし、最も偉大な御業は、主が私たちとともに住まわれることです。
終わりのときに、主との親密さを失ってしまったなら、『あなたの名によって、悪霊を追い出し、癒し、奇跡を行いました。』といくら訴えても、『私は、あなたのことをぜんぜん知らない。』と言われてしまいます。この『知らない』は、関係がない、という意味です。
主との愛の関係の深さは、すべての土台になるものです。
きよめを受け取る土台、従うことを選ぶ土台、啓示を受け取る土台、御業を行う土台、喜びの土台、信仰の土台、人を愛する土台です。私たちは、この方を失ったら何もないのです。そして主も、私たちのことを、ご自身を捧げるほどに大切にしてくださっています。
主は、最終的に私たちの上に幕屋を張られ、ともに住まわれることを望んでおられます。
私たちも絶えず『主とともに』ということを、大きなこととして捉えていきましょう!
愛する方とともに歩めることこそ豊かな歩み、贅沢な歩みです。
他の人がこの大いなる御業に預かることができるように人々にイエス様を紹介していきましょう!
■A:考えてみよう
主を知らない人々がこの大いなる御業に預かることができるよう求めましょう!
また、主との親密な交わりのための時間をとっているでしょうか? それは、どんな働きにも優先すべき大切なことです。
最低1時間という目安をつけてはどうでしょう?
主は、私たちに24時間も与えてくださっているのですから。
私たちは無意識のうちに、どんどん非生産的なことを軽んじてしまいがちです。
しかし、私たちの内に、主との関係が生まれてくる時間であるならば、それは最も偉大な生産的な時間と言えるでしょう!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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