■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙 第二 12章5節(詩篇52篇)
★ このような人について私は誇るのです。しかし、私自身については、自分の弱さ以外には誇りません。
■O:今日のコラム
5節で言っている「このような人」とは、2節から説明されている第三の天、すなわち天国、に行って啓示を受けた人のことを言っています。
そして、ご存知の方も多いと思いますが、実はこれ、パウロ自身のことを書いています。パウロ、実は天国に行って、ものすごい啓示を受けているみたいです。それも、人間には語ることを許されていないこと… 知りたい!!
そんなパウロ、誇ることもできるけど、彼はあえて、自分の弱さ以外には誇らないと言っています。その理由にあげているのが、まず一つ目に、自分が過大評価されることがない為です(6節)。これは、イエス様の人生からも見えます。イエス様も多くの人々にいろんな評価をつけられましたが、ヨハネによる福音書2章24、25節に書いてあるように、彼は人について誰の証言も必要とされませんでした。
そして2つ目に、啓示が素晴らし過ぎて、誇れないということです(7節)。これは、私も経験することですが、神様から新しく啓示をいただくと、ほとんどの場合、主の前にひざまずく事しかできません。啓示を受けると神様が素晴らし過ぎて、自分が本当にちっぽけな者だってことを改めて思うのです。だから、誇ろうとなんて思えないのです。
しかし、私達の肉、私達の罪の性質とは誇り高ぶりたがるのです。だから、パウロも「高ぶることのないようにと、肉体に一つのとげを与えられた」(7節)と言っています。それも、そのとげは結構つらいものだったようで、パウロは3回も取り去るように祈ったようです。何でも耐えられるようなパウロが3回も神様にお願いしたというくらいだから、相当つらいトゲだと考えられます。
しかし、それでも、神様はそのトゲを取り去ることせず、パウロが高ぶり罪を犯さず、ただ、神様にだけ栄光が帰されるようになさいました。これは、一種の主の守りでもあると私は思います。
■A:考えてみよう
今日、主の前にへりくだり歩んでいきましょう。主から素晴らしい啓示を受け取ってください!
自分の弱さにイライラしていますか? その所で主を求め、主の栄光が輝いていくように祈っていきましょう!
私たちが弱いときこそ、主は強いのです!!(8節)
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 かよ 】
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