■S:今日の聖書の言葉
マタイの福音書1章23節(第一サムエル記31章)
★ 「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)
■O:今日のコラム
聖書の中で名前はその存在全てを現す重要なものです。
例えばアブラム(高い父)がアブラハム(全ての国民の父)になる事を通して約束の子孫が彼から生まれ、ヤコブ(だます者)がイスラエル(神の王子)になる事を通して神の宝となる国が誕生しました。
また、第一サムエル記に登場するナバルは「悪い。腐っている。」という意味があり彼はその名前の通りに非常に悪い行動を取り、主に打たれる事となりました。
そのように名前は聖書の中で信仰やアイデンティティー全体に影響を及ぼす非常に大切なものです。
それでは主から私達に与えられた最も大切な名前「イエス・キリスト」とはどう言う意味があるのでしょうか?
イエスとは(主は救い)という意味があり、キリストは(メシア 油注がれた者)という意味があります。
この名の大切さについてペテロは聖霊に満たされて「世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていない。」(使徒の働き4章12節)と言っています。
聖書の様々な箇所を通してイエス様の御名がどれほど力と権威があり、大切なものであるかを、私達はますますその啓示を切に求め、聖霊様に教えていただく必要があります。
そして、今日の箇所を読むとイエス様にはもう一つの重要な名がある事を知ります。それは「インマヌエル(主が共におられる)」という意味の名前です。
主は油注がれた力あるお方であると同時に、私達の内に住み、絶えず共にいて下さる愛のお方です。
この二つの名前に私達が応答する時、私達は揺るがない土台に人生を築く事となります。
イエスの御名によって救いと力を受け、病いを癒し、力ある業を行うと同時に、インマヌエルという主の御名に応えて共に居てくださる主と私達も人生かけて共にいる事、この両方が大切です。
エペソの教会は主の名によって力ある業を行っていましたが、はじめの愛から離れた事を、イエス様に叱責されました。
私達はこの終わりの時代にあって両方の御名の性質に応える者として歩んで行きましょう。
■A:考えてみよう
今日は特にインマヌエルという御名に注目して、イエス様の豊かな愛の中に留まる事を、祈り、賛美、また生活の様々な場面で心に覚えましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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