■S:今日の聖書の言葉

コリント人への手紙 第一 14章1、 39-40節 (申命記30章)

★ 愛を求めなさい。また、御霊の賜物。特に預言することを熱心に求めなさい。

それゆえ、私の兄弟たち。預言することを熱心に求めなさい。異言を話すことも禁じてはいけません。ただ、すべてのことを適切に、秩序をもって行いなさい。

■O:今日のコラム

第一 コリント12章から14章までは、パウロ先生の御霊の賜物講座になっています。

セッション1:御霊の賜物の紹介(12章)
セッション2:愛(13章)
セッション3:異言と預言(14章)

彼がこのような順序で書いたのには意味があると私は思います。

まず、セッション1では、御霊の賜物とはどういうものなのか、またこの賜物がどのように使われていくべきなのかなどを説明しています。そして、このセッションをパウロ先生は、このようにしめます。「皆さん、御霊の賜物を熱心に求めてください!しかし、次のセッションで、私は、さらにまさる道を教えます。なので、ぜひ、次のセッションも見逃さずに!!」(コリント人への手紙 第一 12章31節)

期待をもって、セッション2に参加すると、パウロ先生がこのように始めます。
「セッション1で紹介されたすべての賜物は、愛がなければ意味がない!」と。

さらにまさる道とは、愛のことだと言い、愛とは何かを説明し始めます。それも、この愛はアガペの愛。神様の本質である無条件の愛です。
そして、最後のまとめに入り、こう言います。「御霊の賜物は永遠に残るものではないが、愛、信仰、希望はいつまでも残る。その中でも、もっとも優れているもの。それは、愛です!!!」

今日のデボーション箇所であるセッション3を始めるとき、パウロ先生は皆さんの方を向いて、こう聞きます。
「皆さん、前のセッションで話したこと、覚えていますか?」と。

皆さんの中から誰かが「愛!!」と叫んだとします。
すると、パウロ先生は、「そう!愛です!皆さん、このアガペの愛を追い求めてください。追い求め続けてください。どんな賜物よりもこの愛をまず天の父から受け取ってください。そして、その上で、御霊の賜物をも求めてください。その中でも特に、預言!!」と答えます。

けど、面白いことに、パウロ先生は預言の賜物について話し始めたかと思ったら、突然、異言について説明し始めます。

異言とは、主の奥義を語り、そして自分を強める賜物です(2節)。
そして、パウロ先生は、みんな異言で話せることを望んでいると5節に書いてあります。

というか、パウロ先生にとって、賜物の中でも、異言は基礎中の基礎だと考えていると思います。だから、この5節は、「異言の賜物は受けてください。ただ、それだけで留まるのではなく、預言の賜物をも熱心に求めてください。」ということではないでしょうか?

どうして、異言が基礎中の基礎なのでしょうか?

この質問に答えるために、まず、預言とは何なのかを説明したいと思います。預言とは、ある人、教会、国に対しての主の思い、言い換えれば主の奥義を語ることです。

ということは、まずは、主の奥義を悟らなければならないということです。では、どのようにしてでしょうか?
そう。ここで、入ってくるのが、異言なのです!!

異言は先ほどもお話したように、聖霊様が私たちの口を通して、主の奥義を語ってくださるのです。
私たちが理解する前に、もうすでに私達の口を用いて奥義が解き放たれているのです。

そして、異言を語ることによって、私達は強められ、だんだんと少しずつ、聖霊様によって奥義を理解することになるのです。

そして、その主の奥義の一部を理解して、預言として、言葉にして解き放つのです。

パウロ先生も13章9節で言っていますが、私たちの知っていることも、預言することも神様の奥義の一部分だけです。
けど、それを言葉にして解き放たなければ、祈っている相手、また教会の役に立たないということです。

だから、私は、異言なくして、預言を語ることはできないのではないかと思います。そして、パウロ先生も39節に預言することを熱心に求めなさいと。だけど、異言を話すことも禁じていけないと書いてあります。それは、異言を語ることによって、預言が開いていくからです。

長くなりましたが、最後にこのセッションの締めにパウロ先生は言います。「適切に、秩序をもって、賜物を用いなさい。」(40節)

そして、もう一度言います。何よりも愛をベースに!!
愛をベースにしたら、すべての賜物を教会で、また人々の為に秩序よく用いていけるはずです。

■A:考えてみよう

もし、まだ異言の賜物を受けていないのであれば、祈り、信仰を持って受け取りましょう。
そして、異言の賜物を受けているのであれば、預言の賜物を求め、解き放っていきましょう。

パウロ先生も言っています。「みながかわるがわる預言できるのであって、すべての人が学ぶことができ、すべての人が勧めを受けることができる!!」と。(31節)

■P:祈り

主よ、愛のゆえに、預言を解き放ちたいです。御霊の賜物を注いでください!

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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