■S:今日の聖書の言葉

コリント人への手紙 第一 9章:26-27節(申命記25章)

★ ですから、私は決勝点がどこかわからないような走り方はしていません。空を打つような拳闘もしてはいません。私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。それは、私がほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者になるようなことのないためです。

■O:今日のコラム

私達の信仰の歩みが怠慢になり、喜びを失ってしまうのは向かうべきゴールを見失ってしまう為に起こります。どれだけ訓練されたマラソン選手でも、ゴールがどこかわからないレースに臨むなら、途中で疲れ果て走ることを止めてしまうでしょう。

同じように私達の信仰の歩みも向かうべきゴールを見失う時、試練の中を耐えぬく事や、狭い門を通り主の道を歩む事に疲れ果て、意味を見出せなくなってしまうものです。

私達、主の民のゴールはどこにあるのでしょうか?

それは黙示録の19~22章に記されています。
そこには天における花婿イエスとの婚姻があり、新しいエルサレムに住まい、永遠に主と共に生きる事が約束されています。

このゴールから決して目をそらしてしまってはなりません。このゴールを見続けるなら、私達は聖さを愛し、たとえ多くの試練があっても主の道に生きる事を願い、御言葉に従う情熱を続ける事が出来るでしょう。

パウロは、御言葉を人々に宣べ伝えるだけではなく、まず自らが御言葉を受け、それを実行し、従う事に力を注いでいました。パリサイ人や律法学者は人に厳しく言うが、自分がその戒めを主の心にかなうようには行なっていませんでした。

私自身この様な状態に決して陥りたくないと願っています。その為にも、まず自分自身が御言葉を日々読み、それを実行して行くことの大切さを学んでいます。

共に栄光に満ち溢れたゴールを見続けて、この地上での歩み、それぞれに任せられたコースを走り抜きましょう。その為に力も主は聖霊様によって私達に与えて下さいます。

■A:考えてみよう

今日、御言葉を読み、それを実行する力を主に祈り求めましょう。そして生活の様々な面において御言葉を自らが実行する者となる事が出来ます様に。

■P:祈り

主よ。私はあなたを愛し、あなたの御言葉を愛しています。どうかこのあなたの約束の道を歩む事が出来ますように、今日も聖霊様、私を満たし、導いて下さい。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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