■S:今日の聖書の言葉

申命記10章12-13節、ローマ人への手紙10章4節

★申10:12-13 イスラエルよ。今、あなたの神、主が、あなたに求めておられることは何か。それは、ただ、あなたの神、主を恐れ、主のすべての道に歩み、主を愛し、心を尽くし、精神を尽くしてあなたの神、主に仕え、あなたのしあわせのために、私が、きょう、あなたに命じる主の命令と主のおきてとを守ることである。

★ロマ10:4 キリストが律法を終わらせられたので、信じる人はみな義と認められるのです。

■O:今日のコラム

リビングバイブル訳には、ローマ人への手紙10章4節は次のように記されています。

「彼ら(イスラエルの民)が、おきてを守ることによって手に入れようとしているものすべてを、キリスト様は、ご自分を信じる人々に与えてくださいます。キリスト様は、おきてをすべて終結させたのです。」

旧約の時代に、イスラエルの民はモーセを通して、戒めを神から与えられました。それは戒めなくしては、人間は自分の罪を知る術がなかったからです。

「律法によらないでは、私たちは罪を知ることがなかったでしょう。」(ローマ人への手紙7章7節)

イスラエルの民は、それらの律法を守り行なうことによって、自己の行ないで義を手に入れようとしていましたが、イエス様がそれに終止符をうちました。

詳訳聖書には「キリストは、彼に信頼するすべての人にとって義の唯一の手段であります。」と書いてあります。つまり、イエス様の十字架によって、律法は人間を義とする役割を終えたのです。そして、その代わりに、イエス様を信じることで義と認められるという道が開かれました。

律法が終結される前に、イエス様は二つの戒めを強調されました。それは何だったでしょうか?

その第一の戒めは、皆さんもよくご存知の「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。」(マタイによる福音書22章37節)です。そして、第二の戒め「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」(マタイによる福音書22章39節)です。

第一の戒めは申命記、第二の戒めはレビ記で主が語られた戒め。つまりこれは新しい戒めではなく、旧約の時代から、新訳の時代、そして今に至るまで主が心から私たちに願っておられることなのです。

イエス様を信じる信仰によって義と認められる。その「義」とはなんでしょう?

詳訳聖書では「神との正しい関係」とあります。

私たちはイエス様を信じ受け入れることによって、神を愛し神に愛される、という「神との正しい関係」に招き入れられたのです。なんという恵みなのでしょうか。

神を第一として、自分のすべてを尽くして主を愛することを、私たちはますます目指していきましょう。
そして、隣人を愛するということ。愛する方法は一つではありません。あらゆる行ないをもって愛を隣人に示していきましょう。

「主はあなたに告げられた。人よ。何が良いことなのか。主は何をあなたに求めておられるのか。それは、ただ公義を行ない、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに歩むことではないか。」(ミカ書6章8節)

「子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行ないと真実をもって愛そうではありませんか。」(ヨハネの手紙 第一 3章18節)

■A:考えてみよう

・心を尽くし→自分の頭の中で思い巡らす思いは、主に喜ばれるものだろうか。自分の価値観はみことばの上に立てられた価値観だろうか?

・思いを尽くし→心の中に抱く感情はきよいものだろうか。

・知性を尽くして→思考パターン、自分の性格、性質。御霊により、また、みことばによって日々キリストに似たものへと造り変えられていこう。

・力を尽くして→行動、活動そのものを、主に受け入れられるものに変えていこう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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