■S:今日の聖書の言葉

使徒の働き2章4節(詩篇38篇)

★ すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。

■O:今日のコラム

明日はペンテコステ(五旬節)の日曜日です。

キリストが十字架から復活され、天に上げられた後のペンテコステの日、天から注がれた約束の助け主、聖霊。
今日は、この方について、聖書がなんと紹介しているか、ともに見てみましょう。

(御言葉を引用しましたが、有名な箇所だけでも、非常にたくさんあります。時間のある時に、ゆっくり読んでみてください。)

1 聖霊様は助け主

ヨハネによる福音書14章16節 わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。

天のお父さんを、主イエスを喜ばせる生き方をするには、お父さんに受け入れられる礼拝を捧げるには、どうしたらいいでしょう?

イエスキリストの証をするには?
御言葉を語るには?
悪魔に責め立てられる時には? 迫害される時には?

助け主なる聖霊様、ともにいて弁護してくださる慰め主がいてくださることを感謝します!
聖霊様、あなたを歓迎します。

2 聖霊様は、真理の御霊/ 知恵と啓示の御霊/ 主を知る知識と主を恐れる霊

ああ、私たちは、どれほど真理の御霊を必要としているでしょう!

霊である神様のことは、聖霊様の啓示がなくては、決して悟ることはできません。けれども、聖霊様の啓示の光が差し込むとき、私たちは、御言葉に隠された奥義を悟り、父なる神様の愛を知り、心を知り、キリストの素晴らしさを知る事ができます。
また、混乱する時代の中で、様々な状況を見極め、霊や問題を見分けて行く事ができるようになります。

もちろん、今知っていることは、ほんのわずかかもしれませんが、それでも、知恵と啓示の御霊、真理の御霊を求めていくなら、もっともっと主を知ることができるのです。

ヨハネによる福音書14章17節 その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。

同26節 しかし、助け主、すなわち父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。

ヨハネによる福音書15章26節 わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、その御霊がわたしについてあかしします。

ヨハネによる福音書16章13節 しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。

ヨハネの手紙 第一 2章27節 あなたがたの場合は、キリストから受けたそそぎの油があなたがたのうちにとどまっています。それで、だれからも教えを受ける必要がありません。彼の油がすべてのことについてあなたがたを教えるように、―その教えは真理であって偽りではありません―また、その油があなたがたに教えたとおりに、あなたがたはキリストのうちにとどまるのです。

イザヤ書11章1-2節 エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。

エペソ人への手紙1章17-19節

どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。

また、あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって、神の召しによって与えられる望みがどのようなものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものか、
また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。

3 聖霊様は臆病の霊ではなく、奴隷の霊ではなく、力と愛と慎みとの霊、御子の霊

先日シャロームに来てくださったキース・バンクス先生が、「聖霊は臆病の霊ではなく、力と愛と慎みの霊。だから、もし恐れがあるなら、(人や、失敗や、災いを恐れているなら)私たちは聖霊によって歩んでいるのではない。」と言われました。

聖霊様は私たちに、喜び、平安、主にある義、愛の実、また聖霊の賜物(カリスマ)、力(デュナミス)を与えてくださる方です。

テモテへの手紙 第二 1章7節 神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。

ローマ人への手紙8章15節 あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく、子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、「アバ、父」と呼びます。

ローマ人への手紙14章17節 なぜなら、神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。

■A:考えてみよう

もし、本当に、この地上にあって、キリストの弟子として、証し人として生きて行きたいと願うなら、聖霊に満たされ、導かれて歩むことが、絶対に必要です。

聖霊様を消す事なく、悲しませることなく、かえって、いつも歓迎し、いつも満たされ、喜んで従って行けるよう、祈り求めて行きましょう。

エペソ人への手紙4章29-31節

悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。

神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。
無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。

テサロニケ人への手紙 第一 5章16-21節

いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。

御霊を消してはなりません。
預言をないがしろにしてはいけません。
しかし、すべてのことを見分けて、ほんとうに良いものを堅く守りなさい。

パウロの手紙(特にローマ人への手紙8章、ガラテヤ人への手紙5章、コリント人への手紙12-14章など)には聖霊のことが色々書かれています。ぜひ時間を作って、そちらも、祈りながら読み、聖霊を求めていきましょう。

ルカによる福音書11章13節 してみると、あなたがたも、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう。」

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ともこ 】

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