■S:今日の聖書の言葉

マルコによる福音書8章 (詩篇30篇)

★ イエスは言われた。「まだ悟らないのですか。」

■O:今日のコラム

私は毎日、祈る祈りがあります。それは「今日も知恵と啓示の御霊で満たし、主の御言葉の悟りを与えて下さい。」と言う祈りです。

主は霊ですから私達の肉の性質によっては主に属する事を悟る事は出来ません。主の事は御霊によって悟るのです。

主イエスの弟子達は聖霊を受ける前までは絶えず人間的な基準によって物事を判断していました。その為、彼らは主イエスの奇跡を見ても、御言葉を聞いてもそこから真理を悟る事が出来ない状態にありました。

今日の箇所において主イエスがパリサイ人のパン種について話した時、彼らはパンを持って来なかった事について議論をし始めました。

主イエスはそれは弟子達が「目がありながら見えず、耳がありながら聞こえない。」状態にあると言う事を指摘されました。

この「悟る」と言う言葉は、「思いと結び付く」と言う意味があります。御言葉は信仰と結び付く時に私達にとって生きたレーマとなるのです。

彼らの信仰と結び付ける為に、主イエスはパンの奇跡をなされた時、あえて弟子達の手を通してその奇跡を解き放たれました。ここには、弟子達と私達に対する重要な信仰のレッスンがあります。

それは、裂かれたパンは、主の手から弟子達の手に渡され、人々にその恵みが及んで行く、と言う事です。つまり裂かれたパンとは生ける真のパンなる主イエスの十字架を意味し、その十字架の救いの福音は弟子達に委ねられ、そして今は信じる私達を通して人々に救いと癒しと奇跡、主の御国が運ばれて行くのです。

後に聖霊を受けた弟子達は、主イエスが言われた一つ一つの言葉の意味を悟る様になり、彼らを通して主の御業がこの地に解き放たれ、福音が全世界に宣べ伝えられて行く事となりました。

私達も主の御言葉を悟る事が出来る様に、今日も祈りを持って聖霊様を求め、御言葉を開きましょう。

■A:考えてみよう

「エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。」(イザヤ書11章1-2節)

これが主イエスの内にあった霊性です。私達も神の子どもとして、この霊性を受ける事が出来ます様に。共に飢え渇いて祈り求めましょう。

■P:祈り

主よ今日も新たに知恵と啓示の御霊によって私を満たし、主の御言葉を悟る事が出来る様に導いて下さい。

父なる主よ。私はあなたの心を深く知りたいです。あなたの仰せ、あなたの戒め、あなたの御言葉を心から愛します。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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