■S:今日の聖書の言葉
マルコによる福音書6章14-15節(詩篇28篇)
★ イエスの名が知れ渡ったので、ヘロデ王の耳にも入った。人々は、「バプテスマのヨハネが死人の中からよみがえったのだ。だから、あんな力が、彼のうちに働いているのだ」と言っていた。別の人々は、「彼はエリヤだ」と言い、さらに別の人々は、「昔の預言者の中のひとりのような預言者だ」と言っていた。
■O:今日のコラム
この時代、イスラエルに住んでいた人々、ユダヤ人たちは、来るべきはずのメシヤの訪れを見落としてしまいました。だから、彼らは今日の箇所に書かれているように、イエス様が復活したバプテスマのヨハネやら、エリヤやらと騒いでいました。
しかし、シメオンとアンナなんか、まだ生まれたばっかのイエス様、まだ、何も働きをしていないイエス様をメシアだと言い当てました。
また弟子達もイエス様が生ける神の子、メシアだとはっきりと言いました。(正確に言うとペテロですが…マタイによる福音書16章16節)
メシアの訪れを見落とした群衆、祭司、パリサイ人etcと、イエス様をメシアだと分かったシメオン、アンナ、弟子達の違いはなんでしょう?
それは、聖霊です!!
マタイ2章25~38節に、シメオンとアンナについて書かれていますが、シメオンは、幼子イエス様に会う日、「御霊に感じて」宮に入ったと。また、彼の上に聖霊がとどまっていたとも書いてあります。
また、「あなたは、生ける神の御子キリスト(メシア)です!」と言い当てたペテロは、イエス様に「このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。」と言われます。ペテロの知性ではなく、天の父が明らかにした。すなわち、聖霊の啓示によることが分かります。(マタイによる福音書16章17節)
私たちの時代には、イエス様の時代と違って、「私がメシアだ!」と言い張るにせキリスト、にせ預言者が多く起こり、選民(ユダヤ人、またクリスチャン)を惑わすとイエス様は語っています。また、彼らは羊のなりをしてやってくるが、うちは貪欲な狼だとも言われています。
その中で、どのようにしたら惑わされないでいられるでしょうか?
答えは、一緒。聖霊様です!!
「…聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です」と言うことはできません。」(コリント人への手紙 第一12章3b節)とパウロは言ってます。もし、その人が、イエス様を主として認めていないのであれば、その人は、完全なる偽預言者であります。
また、イエス様はマタイ7章16節に「あなたがたは実によって彼らを見分けることができます」と言われています。ここで言われている実とは具体的になんのことでしょう?私は、ガラテヤ人への手紙に書かれている御霊の実の事を指していると思います。
「しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。」(ガラテヤ人への手紙5章22、23節)
■A:考えてみよう
この終わりの時代、どんな時にも惑わされることがないように、いつもいつも聖霊様との交わりを大切にしていきましょう。聖書を読む時も、祈るときも、いつも、聖霊様を歓迎して、共に読み、祈っていきましょう。
また、ぜひ、主の選民である、私たち、クリスチャン(兄弟姉妹たち)、またユダヤ人たちが偽物に惑わされることがないように、とりなしていきましょう。
特に早くユダヤ人たちの目にかけられている覆いが取りのけられて、イエス様を受け入れて、新約聖書を読み始め、イエス様が語られている終わりの時代に備えていくことができるように共に祈っていきましょう。
■P:祈り
聖霊様、今日もあなたを私の心の中に大歓迎いたします。私を教え導いてください。あなたに満たされ、今日も歩んでいきたいです。
また、どうか、私の愛する兄弟姉妹たち、またユダヤ人たちに臨んでください。彼らがあなたを受け、終わりの時代、惑わされることなく、あなたとしっかり歩むことができるように。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 かよ 】
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