■S:今日の聖書の言葉

詩篇8篇2節(同7篇)

★ あなたは幼子と乳飲み子たちの口によって、力を打ち建てられました。それは、 あなたに敵対する者のため、敵と復讐する者とをしずめるためでした。

■O:今日のコラム

皆さんの周りには赤ちゃんや子どもがいますか?

なぜ彼らはあんなにも笑っていても泣いていても、何をしていてもかわいいんでしょうか。
彼らは親がいないと何もすることが出来ません。神様はその事を考慮して子どもを可愛く作られたのでしょう。

今日の詩篇には幼子と乳飲み子が登場します。彼らの口によって力を打ち建てられるとみことばは言っています。
しかもそれは、敵と復讐するものをしずめるためとのことです。

なんと、強い敵を沈めるのは更に力強い力ではなく、か弱く見える幼子と乳飲み子の口を通してなのです。

この幼子と乳飲み子を原語で調べると。小さい、取るに足らない、養育されている状態にあるという意味があります。

私たちもたとえ大人であっても、神様に養育されている状態にあると思います。私たちは神に比べると何の力もないものです。つまり、主は私たちを通して、御国の力をこの地に解き放たれたいと願っているのではないかと思います。

少年ダビデも巨人ゴリアテを倒しました。弱いものを用いて強いものを倒す。これが神様が取られる方法なのです。

コリント人への手紙1章26-27節にはこのように書かれています。

「しかし神は、 知恵ある者をはずかしめるために、 この世の愚かな者を選び、 強い者をはずかしめるために、 この世の弱い者を選ばれたのです。 また、 この世の取るに足りない者や見下されている者を、 神は選ばれました。 すなわち、 有るものをない者のようにするため、 無に等しいものを選ばれたのです。」

自分はダメだ。自分には力がないと思っている方がいたら、喜んで下さい。あなたを通して主の御力が解き放たれます。
しかし、それには一つしなければならないことがあります。主の前にもう一度へりくだって進み出るということです。

『そこで、 イエスは小さい子どもを呼び寄せ、 彼らの真ん中に立たせて、言われた。 「まことに、 あなたがたに告げます。 あなたがたも悔い改めて子どもたちのようにならない限り、 決して天の御国には、 入れません。だから、 この子どものように、 自分を低くする者が、 天の御国で一番偉い人です。』(マタイによる福音書18章2-4節)

主は、ありのままで私たちを受け入れてくださいます。何も、準備万端にしてから主の前に進み出る必要はありません。
たとえ泥だらけであっても、異臭を放っていても、それが愛する我が子であり、助けを求めていたら、どんな親でも助けるのではないかと思います。

まして、天のお父さんは放蕩息子の父のように、私たちが悔い改め、「そうだ。お父さんのもとに帰ろう!」といったなら、遠くからでも見つけ、走り寄ってくちづけをしてくださいます。

さあ、子どものようになって、ありのままで父の御もとに走り行こうではありませんか。

■A:考えてみよう

私たちは変な意味で神様に対して気取ってしまっていないでしょうか。
神様に対して隠し事をしたり、遠慮したり、後ろめたい気持ちで接していないでしょうか。

神様はあなたに子どものように、欲しいものは欲しい。嫌なことは嫌だと素直に言って欲しいと願っておられます。

もし私たちの不平不満を人に言うなら、それはうわさ話となり、裁きに変わってしまうこともあるかもしれません。
しかし、私たちが奥まった部屋で素直な気持ちを天のお父さんに話すなら、その悩み、不平はやがて賛美へと変わり、あなたに変わって主があらゆる問題を解決してくださるにとどまらず、有り余る好意を与えてくださいます。

主の前で、社会的地位や名誉、自分の負っている責任などを脱ぎ捨て、一人の幼子のように祈ってみましょう。
主はあなたの祈りを必ず聞き届けてくださいます。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。

【 しゅん 】

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