■S:今日の聖書の言葉
詩篇5篇3節(同6篇)
★ 主よ。朝明けに、私の声を聞いてください。朝明けに、私はあなたのために備えをし、見張りをいたします。
■O:今日のコラム
皆さん、突然!!っという状況に陥ることってありますよね? 突然、転勤命令が出たり、突然、病気にかかってしまったり、などなど… 皆さんは、そのような時、どのような反応を示すでしょうか?
今日の詩篇を歌ったダビデの人生にも、たくさんの「突然」という出来事があったと思います。突然、敵が攻めてきたり、突然、すべての物を失ったり…その中でも、ダビデは勝利を収め続けました。その秘訣。それは、今日の聖句にあるのではないかと、私は思います。
朝明けに主の為に備えをし、見張る。
この「あなたのために備えをし」を、原語で調べると、たぶん、生け贄を用意し捧げることを指していると思われます。そして、「見張りをいたします」とは、期待をして見張るという意味が含まれています。
私は、最近、イスラエルで、またここの祈りの家で、このことを学んでいます。それは、いつも備えている状態を保つということです。
1日1日で物事が変わる祈りの家、またイスラエルという国も、1日で180度の方向転換をすることがしばしば。例えば、平和条約を結ぶつもりだったのに、急に結べなくなったり。この平和条約、結んだら結んだで、またイスラエルに大きな変化をもたらすところでした。
私、個人の生活の中では、新しく始まる祈りの家に派遣が決まった後、1ヶ月、その話が延期になり、またこの話が動き出したと思ったら、3日後に出発しますと言われ、2週間半派遣と最初言っていたのが、40日間滞在に変わったりと・・・
事前に決まったことが、だいたいその通りにならないってことが多いってことです。。。その中にあり、ものすごくイライラしてしまう自分がいました。私の心は、完全に乱れていました。
しかし、ここで主が私を訓練させてくださっているのが、どんな状況の中にあっても、ゆるがされないということです。どうすれば、状況や環境に揺るがされないでしょうか?
「いつも備えていなさい。」ということです。
主が、今!って言う時に、行く。主が留まれっていうときは、忍耐強く留まり続ける。けど、急に、今、行け!っと言われたら、行けるように、いつも備えている。
これは、完全に自分を生け贄として主の前に置き、主を見張り続けなければ出来ないことだと私は思います。ダビデ王がしたのも、この事だったと思います。だから、彼は、どんな突然な状態でも、自分を置き、主のタイミングで勝利をし続けました。
英語の訳では、このように書かれています。
“in the morning I lay my needs before you and wait expectantly.”
直訳すると、「朝、私は私の必要をあなたの前におき、期待して待ちます。」です。
最初の方でも書きましたが、原文の「見張る」という単語に、「期待して」という意味が含まれています。なので、ただ単に見張っていたのではなく、期待して見張っていたと。
私は、このことをも学んでいます。それは、喜びを持って見張る。なぜなら、私がベストだと思わない状況でも、神様が必ずベストなタイミングで私に行けと言ってくださることを信じているからです。なぜなら、神様は、いつも私のベストを思ってくださっているからです!!
■A:考えてみよう
今朝、自分を主の前にもう一度生け贄として捧げましたか? 自分の必要、自分のすべてを祭壇の前におき、主に期待して待ち望む時間を持ちましたか? 今日、どんなことが起ころうと揺るぐ事がない準備できているでしょうか?
私の好きな賛美でこのような歌詞があります。
「主の愛に生かされて、私は今日の日を歩む。たとえ何が起ころうと私は主を信頼する。主よ、あなたがこれから私にしてくださるすべてに、私は期待し感謝を捧げる。主よ、すべてをありがとう。」
この歌詞の通りに、主に今日も期待していきましょう!
■P:祈り
愛する天のお父様、私のすべてを知っておられ、私のベストをいつも考えてくださっていることを、心から感謝いたします。今日、あなたに私のすべてをもう一度捧げます。私の計画ではなく、ただただあなたの計画があなたのタイミングで成し遂げられますように。
私は、期待し、いつでも行く準備ができるように、今朝、私自身をあなたに捧げ、あなたを見張り続けます。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 かよ 】
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