■S:今日の聖書の言葉

民数記14章10、40節(同13章)

★10 しかし全会衆は、彼らを石で打ち殺そうと言い出した。そのとき、主の栄光が会見の天幕からすべてのイスラエル人に現れた。

★40 翌朝早く、彼らは山地の峰のほうに上って行こうとして言った。「私たちは罪を犯したのだから、とにかく主が言われた所へ上って行ってみよう。」

■O:今日のコラム

今日の箇所から2つのレッスンが学べると思います。

まず1つ目。(10節)

カレブとヨシュアは、イスラエルの民を励まし、前進する為に声をかけたのにも関わらず、殺されそうになりました。そのくらい、イスラエルの民は人を恐れ、主の力強さに目を向けもしませんでした。しかし、主は、カレブとヨシュアの信仰を喜び、彼らの味方となり、イスラエル全会衆が彼らに反対し、立ち向かうとした時、主は彼らを守りました。

そのように、私たちが信仰を持ち、主と共に立ち、前進しようとするとき、多くの人々が反対したり、落胆させる言葉をもって責めたりする時があります。特にサタンは、日夜、私たちを責めてきます。しかし、もし、そこで、その逆境に負けず、しっかりと主に信頼し、主と共に立つならば、主ご自身が主の栄光を現してくださり、必ず私たちの味方になってくださいます。

2つ目。(40節)

カレブとヨシュアが殺されそうになった後、主の裁きがイスラエルの民におります。その時、イスラエルの民に恐れが生じ、自分たちが罪を犯したことに気がつき、すぐに行動を起こそうとします。

しかし、そこで、主の心を問う事はなく、「とにかく」という思い、または焦りで行動していることが分かります。それも、「翌朝早く」という表現から、彼らは、とにかく、この状況を早くどうにかしようと、自分たちの感情で行動しています。

結果、主は、もう彼らと共におられなかったので、行動を起こした人々は、敵に打ち負かされてしまいました。

主はここでイスラエルの民にある1つの事を学んでほしかったと思います。それは、主の心を知る、探るということ。

「とにかく」主の言われたことをやろう!、ではなく、主は何を思っているのだろうと尋ねることを願っているのではないかと私は考えます。

もし、ただこの約束の地を得るために上りなさいというのが主の命令だったら、この地を勝ち取らせていたと思います。しかし、神様がここで彼らに勝ち取らせなかったのは、約束の地を得るよりも大切なことを学ばせたかったからだと思います。それは、生きておられる彼らの神、主との関係です。

皆さんも、時に「とにかく」主が今まで語ってきたいろんな事をやってみるけど、なかなか前進しない、約束の物を得ることができない、または、物事がうまく行かないことがありませんか?

そんな時は、少し止まって、主の心を伺ってみてください。主はその約束の物や前進することより、まず、あなたともっと深い関係へと入りたいと思っておられるかもしれません。

また、主は毎回同じ方法を使う方ではなく、その時に一番ベストな方法を心に秘めておられる方です。なので、この素晴らしい主の心を探っていきましょう。

■A:考えてみよう

主から前進するように語られているのであれば、主と共に立ち、恐れず前に進んでいきましょう。

しかし、もし、「とにかく、やってみよう」といって、行動を起こしているけど、前進していない場合、立ち止まって、主を待ち望み、主の声、心をもう一度聞いてみましょう。

「とにかく」いつも、主の声に心を向け、主と共に歩んでいきましょう。

■P:祈り

主よ、あなたから語られていることを、逆境に負けず、あなたに信頼してあなたと共に立ち、前に進むことができるように助けてください。

いつも、あなたの声に耳を傾け、そこを中心に行動を起こすことができるように、導き助けてください。モーセが忠実にあなたと歩んだように、私もあなたの心を悟り、忠実に歩みたいです!

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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