■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き19章18－21節（レビ記19章）
★ そして、信仰に入った人たちの中から多くの者がやって来て、自分たちのしていることをさらけ出して告白した。また魔術を行っていた多くの者が、その書物をかかえて来て、みなの前で焼き捨てた。その値段を合計してみると、銀貨五万枚になった。こうして、主のことばは驚くほど広まり、ますます力強くなって行った。
■O:今日のコラム
昨年から教会の中でメディア断食をチャレンジし、特に若者達がこのチャレンジに応えて素晴らしい霊的な変化がもたらされています。
目から入るもの、耳から入るものは霊的な食べ物であり、そこから何を取り入れるかによって結ぶ実は大きく変わります。目や耳を通してこの世のものを絶えず入れ続けるなら、私達の心は主にある思いではなく、この世の思いで満たされるのは当然の結ぶ実と言えます。
畑が良い実を結ぶ為には、雑草が抜かれ、石やゴミが取り除けられ、耕される必要があります。同じ様に私達の心もそこを占領し、かたくなにし、いばらの様に実を結ぶのを塞いでいる様々な罪や、偶像、この世の思いが取り除けられる必要があります。その為に祈りを持って主の前に自分の罪を告白し、悔い改めを持って行動を変えるのは大切な事です。
今日の箇所でパウロが福音を宣べ伝えたエペソの地方に大きなリバイバルが起こります。
信仰に入った人々は、自分達が行なっていた罪を告白し、魔術の道具を持って来て焼き捨てました。その価値は銀貨五万枚であったと記されています。
この銀貨五万枚というのはものすごく大きな価値です。彼らは最も価値のある福音を受け入れた結果、今まで自分達が持っていた高価な物を捨てる事が出来たのです。
私達は時に、悪習慣を高価な物の様に手元に残そうとする場合があります。しかし、本当に大切な主イエスと出会い、聖霊の深い交わりをする中で、「この方を悲しませる歩みはしたくない。むしろこの方の喜びを自分の喜びとして歩みたい。」と罪を手放す決心が与えられる様になります。
聖霊と親しく歩む中で、時には「今見ているテレビを消しなさい。そのインターネットから目をそらしなさい。その言葉を心に入れてはならない。この道を歩みなさい。」という様々な導きの声が日々の生活の中で聞こえるでしょう。その時、即座に御霊の声に聞き従う事が出来ます様に。
エペソの人々は、罪を告白し、高価な魔術の道具を捨て去った結果、その地方において「主のことばは驚くほど広まり、ますます力強くなって行った。」と聖書に記されています。同じように、私達の内から不義を取り除く時、御言葉が私達の内に驚く程の力を持って実を結んで行く事となります。
ただイエス・キリストの十字架の血潮により、御霊の洗いを持って私達の内を日々聖く、御言葉を受けやすい状態へとされる事を求め続けましょう。
■A：考えてみよう
今日、具体的に罪を告白しましょう。そして、主の御前に喜ばれない習慣があるならそれを手放す事が出来る様に願い、その決心をし、また実際的な行動に移りましょう。
■P：祈り
天の父なる神様。主イエスの十字架をありがとうございます。今日その血潮によって私を洗い聖め、御霊の満たしをもって、主の喜びの中を歩む事が出来るように導いて下さい。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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