■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き15章41節(レビ記15章)
★ そして、シリヤおよびキリキヤを通り、諸教会を力づけた。
■O:今日のコラム
力づけた。パウロ達が既にある教会をめぐってしたことは、この力づけです。
励まし、心を強める、などとも訳されていますが、みな同じ言葉に由来する原語が使われています。
一体どのようにしてパウロたちは、聖徒を力づけたのでしょう?
ローマ人への手紙16章25-26節にある、『信仰の従順に導くためにあらゆる国の人々に知らされた奥義の啓示によって、あなたがたを堅く立たせることができる方』の『堅く立たせる』がこの言葉に由来する原語です。
つまり正しく啓示が解き放たれる事は、聖徒を力づけるのです。
聖徒を力づけるのは、『頑張れ!』とか『やればできる』とか、人の言葉(それもいいですけれども)によらず、天から与えられる、神の言葉によるのです。
だから今日読んだ、使徒の働き15章32節にも、『ユダもシラスも預言者であったので、多くのことばをもって兄弟たちを励まし、また力づけた。』とあるように、神の啓示を解き放つ預言者だから、励まし、力づけた、とあるのです。
正しい啓示が解き放たれるために、セルグループで是非、啓示を分かち合ってください。
預言は二人、三人の口によって確かなものとされるとあります。
そして、正しく啓示が開かれると、次の啓示の扉が開きます。
また、確信の持てる啓示は、人に伝えないでいることは、とても辛いことです。必ず、もっと多くの人に伝えたくなるでしょう。そうして、多くの人を力づける結果になります。
啓示を受け取る方法は、探し求める事ですが、もう一つある要素は、断食です。
ペテロに大きな敷布が吊り下げられてくる、異邦人伝道に対する幻が与えられたのも、お腹がすいている時でした。そしてその時の啓示の内容も『ほふって食べなさい』という食べ物に関するものです。この聖句の隠れたキーワードは空腹です。
空腹は、啓示を受け取りやすい状態です。モーセは40日断食をして律法を受け取りました。バルナバとパウロが遣わされるきっかけとなる啓示も、『彼らが主を礼拝し、断食をしていると』(使徒の働き13章2節)です。
教会でも多くの人が断食をもって主を礼拝しています。
すると聖書に触れてまだ2・3年の女の子たちにも、牧師ですら分からなかった啓示が与えられていることも珍しくありません。
だから私も『何か語られてる?』と、何とか聞き出したいので、質問することもしばしばあります。
亡くなられた非常に用いられた預言者ボブ・ジョーンズも人を捕まえては『主は、あなたに何を語られましたか?』と聞いてまわっていた、と聞きます。
■A:考えてみよう
断食をもって主を礼拝し、啓示を受け取りましょう!
そして、それをセルグループなどで健全さをもって分かち合って行きましょう!
教会が、ますます力づけられていき、キリストを知る知識の一致に近づいて行くからです!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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