■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き12章5節(レビ記12章)
★ こうしてペテロは牢に閉じ込められていた。教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた。
■O:今日のコラム
使徒の働きの時代、イエス・キリストの福音が爆発的な勢いで宣べ伝えられ、エルサレムから諸国へと広まって行きましたが、それと同時に猛烈な迫害の抵抗が起こる事となりました。
私達はリバイバルがもたらされる事を願い祈りますが、その祈りには覚悟も同時に必要となります。
なぜなら、リバイバルが起こる所には必ずそれに抵抗する力も起こるからです。時には批判や中傷、罵りの言葉かもしれません。また身体的な迫害や殉教者も起こされます。
飛行機が飛ぶ時、前から強い空気抵抗が起こります。しかし、その抵抗する力がむしろ飛行機が飛ぶための浮力をもたらす様に、迫害や信仰の戦いは聖徒達がより熱心に主を求めて祈り、聖さの中に整えられ、リバイバルの炎が燃え上がる為の浮力となるのです。
12章においてヘロデ王は使徒達を殺害し始めます。使徒のリーダー的な存在の一人ヤコブが殉教し、続いてペテロが投獄されました。その時、教会は熱心に祈りました。その結果、御使いがこの地に介入してペテロは超自然的な方法で牢獄から解き放たれました。
聖徒達の祈りは天の御国がこの地に介入するために絶対に必要な条件です。
5節は短い一節ですが、そこに「教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた。」と記されています。この一節は、この後に起こる奇跡の原因を記していると言えるでしょう。
教会の力は熱心な祈りと、継続的な祈りです。
主が教会に願っておられるのは「祈りの家」となる事であり、教会が祈り始める時、天からの無限の供給は惜しみなく注がれる事となります。
迫害を通してこの世の力は福音を止めようとしましたが、逆にヘロデ王は御使いに打たれて死に絶え、その反面に福音は「主のみことばは、ますます盛んになり、広まって行った。」(24節)と記されています。
熱心な祈りの結果もたらされた神の教会の大逆転勝利の姿です。祈りの生活、祈りの歩み、祈りの教会、この一事にますます力を注ぎ込みましょう。
■A:考えてみよう
今日も熱心な祈りをもって主にお仕えしましょう。毎日1時間の祈りを継続的に続けましょう。
■P:祈り
主よ。ヤハウェなるあなたの御名をほめたたえます。私の救い主なるイエス・キリストの御名によって願い求めます。天の窓を開き、聖霊の注ぎを今日も豊かに与えて下さい。あなたの臨在を私は何よりも愛し、尊びます。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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