■S:今日の聖書の言葉

出エジプト記31章13節 (出エジプト記32章)

★ あなたはイスラエル人に告げて言え。あなたがたは、必ずわたしの安息を守らなければならない。これは、代々にわたり、わたしとあなたがたとの間のしるし、わたしがあなたがたを聖別する主であることを、あなたがたが知るためのものである。

■O:今日のコラム

32章のモーセについても物凄く語りたいのですが、時間がないしスペースがない!!
皆さん個人個人でぜひ読んで、主から啓示を受け、語られてください。

聖書って、時にはなかなか語られていないように感じる本ですが、実際はどこを読んでも語られる本なんですよね。そんな本って、聖書しかないと思うのですが、生きている言葉がギッシリ詰まった本、聖書が手元にあって読めるの最高です!!!感謝!!

そんな本なので、今回のデボガイもかなり長くなってしまいました…

たったの1節なのですが、書きながら主がいろんことを教えてくださり、メインポイントを語り初めるまでにも時間がかかってしまいました…特に携帯の方は読みづらいかと思われますが、ご了承ください(^^;; 時間があるときにでもお読みください。

ということで、今日の聖句は神様がモーセに語ったことば、31章の最後ら辺からです。

実はこの章、25章からずっと続いています。神様は25章から、ひたすらモーセに語られます。25〜31章の間に、神様の声でないところは、「主はモーセに告げて仰せられた。」と所々に出てくるナレーションだけ。ほぼ、一方的に神様が語っています。

で、神様がひたすらモーセに何を語っているかというと、主の住まわれる場所、聖所や幕屋についてです。それをどのように建てるのか、いろんな器具をどこに配置するのかなど、きめ細かく神様は説明しています。

今までは、ここの箇所を読んでも、聞いたことのない単語や聞きなれない単位ばかりで、全然イメージが湧きませんでした。

がしかし、実にタイムリーな時期に、主は私をエルサレムにある第三神殿博物館に導いてくださり、ここで主がモーセに語られている聖所に使われる器具を見させてくださいました。まだ、完全にイメージできたわけではないのですが、少しだけ、聖所や幕屋についてかじれました。

ここを読んでいて思ったのですが、もし、神様がただ言葉だけで (私たちが今、読んでいるのと同じように) モーセに語られていたら、モーセも多分意味不明だったでしょう。

というのは、主が言われるようなものは、この世に存在していなかったからです。それも、ここまで細かく覚えるのは、なかなか難しいことです。

けど、もし見たことがあるとしたら?!?!

ちょっと戻りますが、24章の最後に神様はモーセを呼ばれ、40日40夜、雲の中にいたとありますが、そんな長い時間、何をしていたのか、不思議に思いません?

もし、ただ、神様が言葉だけで説明していたら、数時間で終わらないでしょうか?

これは、私の想像ですが、この40日間、神様はモーセに、天にあるご自身の聖所を見せ、その中にあるものを一つ一つゆっくりと丁寧に見せながら説明してあげたのではないかと思います。

そして、神様は、この天にあるものが地でも反映されるようにと、モーセを遣い、天の聖所、そして幕屋をこの地に建てようとしました。ヘブル人への手紙8章5節には、このような言葉があります。

その人たちは、天にあるものの写しと影とに仕えているのであって、それらはモーセが幕屋を建てようとしたとき、神から御告げを受けたとおりのものです。神はこう言われたのです。「よく注意しなさい。山であなたに示された型に従って、すべてのものを作りなさい。」

ここの「示された」という言葉を原文で調べると、なんと、「目で見た」っていう意味だそうです!! なので、モーセは実際に主の聖所を見たと思われます。ですが、これは、あくまでも私の想像なので、皆さん1人1人、聖霊様に聞いてみてください。

かなり脱線してしまったのですが、今日のメインポイントにいきます。。。

神様がひたすらモーセに語られて、その最後の最後に命じたこと。それが、今日のメインポイントであり、今日の箇所です。

「あなたがたは、必ずわたしの安息を守らなければならない。」

25章からずっーっと神様は聖所に必要なものや、幕屋を建てる為に必要な材料、組み立て方、また、そこで行われる働きについて延々と命じますが、最後の最後に主が命じたのは、安息日を守ること。

皆さん、どんなメッセンジャーでも最後に語られる事ってほとんどの場合1番大切なポイントですよね? それも「必ず」って言葉も入っています。

なぜ神様は安息日をそんなにも重視しているのでしょうか? それは、安息の中でこそ、私達は神様と深く親しく交われるからです。

私たちの人間関係の中でも同じではないでしょうか?

誰かと関係を深く気付きたいとき、仕事やテレビ、心配事や考え事などで心が満たされていたら、その人となかなか深く交わることできないのではないでしょうか?

または、一緒に働いたり、遊んだりする中で関係は深まりますが、周りの雑音を消し、心が静まる中でその人と時間を過ごすと、言葉を沢山並べなくても、もっと深い交わりができませんか?

神様が言われた通りに聖所を作り、働くのも、神様にとって大切なことですが、何よりも神様が1番に求めているのは、安息の中で私たちと共に過ごすこと。

「どんなに忙しくても、どんなにやらなければいけないことがいっぱいあったとしても、それを完全に脇において、わたしとの交わりの時間を必ず守ってほしい。」

それが、神様の切なる願いです。その願いに私達も応えていきましょう。

■A:考えてみよう

皆さんは、いつ主の安息の中で過ごしていますか?

毎日、その安息に入ることができるように努めよう。

また、ぜひ、この安息日の本当の意味をユダヤ人達も気がつくことができるようにとりなしてください。

今日の聖句、明確に言うとイスラエルにあてられた御言葉です。

なので、イスラエルでは、今でも安息日には、ほぼすべてのお店が休みだったり、公共交通機関、バスなども動きません。

多くのユダヤ人にとって、安息日はただの休み。ほとんどの人が家族と時間を過ごしたり、ゆっくりと休んだりしています。

どのくらいのユダヤ人が神様との親密な時間をもつためにこの安息日を過ごしているか分かりませんが、私の考えでは、たぶん少ないでしょう。

彼らの主がどんなに彼らと安息の中で親密な関係を築いていきたいかを彼らが悟りますように。

また、第三神殿を建てようとしている人たちは、敬虔なユダヤ教徒の人たちで、旧約聖書をよく学び信じています。彼らが、この聖書箇所を読み、主が神殿建設よりも主との安息、親密な関係を彼らに求めていることに目が開かれるようにお祈りください。

■P:祈り

愛する主よ、あなたが私と深く交わりたいと切に願ってくださっておられることをありがとうございます。

主よ、その愛に私も応えたいです。私ももっとあなたと深く交わりたいです。
どうかいつでも周りの雑音やいろんな考えや思いを完全に置き、あなたの安息に入ることができるように導いてください。

そして、どうかユダヤ人たちに、あなたご自身を現し、イエス様を通してのあなたの安息、そしてそこからあなたとの深い愛の関係へと導いてください。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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