■S:今日の聖書の言葉

出エジプト記4章25節 (同3章)

★ そのとき、チッポラは火打石を取って、自分の息子の包皮を切り、それをモーセの両足につけ、そして言った。「まことにあなたは私にとって血の花婿です。」

■O:今日のコラム

あるサッカーチームの監督が、期待の星である優秀な選手をキャプテンに任命した次の日、そのキャプテンをクビにしたって話、聞いたことありますか? 私は個人的にないですが…

「え~っ?! 監督、なにしてるのーー??(゚Д゚)!」ってなりません?

けど、もし、このキャプテンが、過去に重大な犯罪を起こしていたことが発覚され、警察に逮捕されてしまったら、クビにせざるをえませんよね。

今日の箇所は、このお話に似ていると思います。

モーセは神様から召しを受け、神様から任された働きを始める為に、エジプトに戻っているその道中に突然、神様が彼に会い、彼を殺そうとされます。

監督が優秀な選手をキャプテンにしたように、神様もモーセの80年間の歩みを見て、「よし、この者をわたしの民を導くリーダーにしよう。」と決め、任命しました。

けど、その期待の星を、神様ご自身は殺そうとされた… クビより酷い… この地から絶やしてしまうんですよ!

「え~っ?! 神様、なにしてるのーー?? (゚Д゚)!」ってなりません??

なぜ、神様は彼を殺そうとされたのでしょうか?

モーセが自分の息子に割礼を授けていなかったことが、発覚したからです。

創世記17章に、割礼の意義を主がアブラハムに語られていますが、割礼とは神様の民となるという神様との永遠の契約を結ぶことです。なので、割礼を受けていないとは、契約を破るということであり、神様の民から断ち切られてしまいます。

そして、男性は生まれて8日目に割礼を受けなければならないのですが、モーセの息子はそれをしていなかったのです。なぜしなかったか、ここでは書かれていないので分かりませんが、これが、神様の前で罪となっていたのです。

そこで神様はモーセに手を下そうとしたのです。なぜなら、神様は聖なる方で、どんなことによっても、ご自分の名が汚されることを嫌うからです。

幸いなことに、モーセの妻、チッポラがそれに気がつき、自分の息子に割礼を授け、モーセは死を免れましたが、もし、ここで割礼が行われなかったら、どんなに期待の星であったモーセも殺されていたと私は思います。そして、神様は他の人を探してイスラエルを救い出したと思います。

そのくらい、神様はご自分の契約を重んじられる方、そして、罪を嫌うお方です。主に信頼され、どんなに大きな召しを与えられていても、聖なる方とは聖なる歩みをしていかなければなりません。

■A:考えてみよう

皆さんは、モーセのように、神様から大きな召しを受けていないと思っているかもしれませんが、召しの大きさは神様に関係ありません。全ての人が、主が選ばれ召しておられる存在です。エペソ人への手紙1章4節にこのように書かれています。

「…神は私たちを世界の基の置かれる前から彼(イエス様)にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。」

主が召しよりも重視しておられるのがこれ!

日々、イエス様の血潮によって聖められ、主と共に聖い生活を歩んでいきましょう。

■P:祈り

主よ、どうか私の心を試し、私のうちに傷のついた道がないか探ってください。あなたが聖なるように、私も聖でありたいです。

イエス様の血潮を今日も受けます。イエス様、あなたのなさったことを覚え、心から感謝します。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

カテゴリー: マナメール

オンライン献金はこちらから。

大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。

オンラインサポートの手順

Comments are closed.

  • 最近のコメント

  • 新宿シャローム教会 大久保会堂


    〒169-0073 東京都新宿区百人町1-23-24アミューズ大久保ビル2F
    TEL 03-3371-7558
  • アーカイブ

  • カテゴリー