■S:今日の聖書の言葉

ヨブ記42章9-10節(同41章)

★ テマン人エリファズと、シュアハ人ビルダデと、ナアマ人ツォファルが行って、主の彼らに命じたようにすると、主はヨブの祈りを受け入れられた。ヨブがその友人たちのために祈ったとき、主はヨブの繁栄を元どおりにされた。主はヨブの所有物もすべて二倍に増された。

■O:今日のコラム

今回の記事は、難しくなってしまったので、結論だけ伝えておきます。

キリストの花嫁の最後の仕事は、目を覚ましていない人々のためにとりなすことである、ということです。

この後の記事は、長くて難しいので、ゆっくり腰を据えて時間のあるときに読んでください。

ヨブ記は、正しい者が患難を通されるというストーリーです。
そして、忍耐の末に完全な回復(失ったのものが、全て2倍に回復する)に預かる事が記されています。

これは、キリストの花嫁の通される道について書かれていると信じます。

なぜなら、『花嫁は、光り輝く、きよい麻布の衣を着ることを許された。その麻布とは、聖徒たちの正しい行いである。』(ヨハネの黙示録19章8節)とあるように、花嫁は正しい行いをするものであり、また、御国を得るためには、苦しみを経なければならない、ともあるからです。

そうして得るヨブの回復は、最初に与えられていた祝福に勝るものです。
それは、エデンの回復(創世記の祝福に勝る回復が黙示録に書かれている)です。

そして花嫁の回復でもあります。花嫁の回復に関しては、特にヨブの3人の娘に示されています。

生まれる3人の娘は、娘が相続地(御国)を受けるという変わった出来事が記され、その娘は、誰よりも美しかったのです。

そしてその名は、
・エミマ(鳩=雅歌で花嫁は、鳩のようだと言われる)
・ケツィァ(シナモン=主をたたえる為に使われる香)

・ケレン・ハプク(化粧道具=エステルは、花嫁となるために没薬の油 [1 自分に死ぬこと、2 聖霊に満たされる事] とともに化粧道具 [1 テモテへの手紙 第一 4章10節より、良い行い、2 ペテロの手紙 第一 3章4節より、隠れた人がら] によって整えられました。

エステルは、王の王なる方 [アハシュエロス王は、こう呼ばれていた] の花嫁であり、キリストの花嫁の型)です。
 
そして、最後にヨブは、3人の友人をとりなすことになりました。
『主はヨブの祈りを受け入れられた』(9節)とあります。

この部分は、聖書の下の方に、直訳は「顔を上げられた」と書いてあります。直訳は、何だかよく分かりませんね。だからこそ、このように翻訳して、下に注釈をつけたのでしょう。

しかし、この部分を原語で見直してみると、ヤーウエ(主)、ナッサ(引き上げる)、パニーム(またの読み方は、ペヌエル。臨在という意味もある)、ヨブ(ヨブ)という4つの単語からなっています。

『主、引き上げる、臨在、ヨブ』です。
ヨブは、キリストの花嫁ですから『主、引き上げる、臨在、花嫁』としてみましょう。

何か連想しませんか? これは、花嫁の携挙について書かれているとも言えるのです! 
 
長くなりましたが、ヨブが、最後にとりなして、回復したように、花嫁の最後に任される仕事、それは、とりなすことです。

自分が良ければそれで良いという心は、花嫁のこころではありません。目を覚ましていない人々と主との間に立たなくてはなりません。

それは、10人の乙女のたとえの中で言えば「花婿がやって来た!」と叫ぶ者の声ということもできます。

■A:考えてみよう

目を覚まし、人々との間に立ち、祈り、叫び続けましょう!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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