■S:今日の聖書の言葉

ヨブ記36章22節(同35章)

★ 見よ。神は力にすぐれておられる。神のような教師が、だれかいようか。

■O:今日のコラム

先日ボブ・ジョーンズという主の器が天に召されました。

彼について説明されている文の中に「こよなく神を愛し、神と過ごす時間を最も大切にした人であると思います。彼は神からのことばを、まるで恋人が話すことを聞き逃すまいといつも耳をそば立てて待っているような人でした。とにかく彼は、神から話を聞くことを熱心に求め、純粋に神のみ声をいつも聞きたかったのです。ですから神も恋人のように彼を離さず、ひっきりなしに彼に毎日話し掛けられたのです。」と書かれていて感動しました。

私も、ただ主を愛し、主に愛される者でありたいと切に願い求めます。

「主との個人的な愛の関係を持つ。」という事はヨブ記の重要なテーマです。

ヨブは正しい人ではありましたが、自分の義に立つ人でした。
しかし、苦難の中でヨブが神と顔と顔を合わせて出会った時、「私はあなたのうわさを耳で聞いていました。しかし、今、この目であなたを見ました。」と告白し、自分の罪深さを認識し悔い改めへと導かれる事となります。

聖書全般の一貫したテーマは創造主なる神と私達人間の個人的な愛の関係が回復する事です。
ヨブ記を通してもその重要なテーマを私達は学ぶ事が出来ます。

今日の箇所に「神はすぐれた教師」である事が記されていますが、日々御言葉を通して、最高の教師なる主からの語りかけを受け取り続けましょう。

そして、私達が苦難に合う時、ヨブの苦難は励ましや信仰のチャレンジとなりますが、「ヨブのような義人が苦難に遭うのであれば、私も苦難に遭うのは当然だ。」というのは正確な答えではありません。

ヨブは苦難の中で「その方が、人のために神にとりなしてくださいますように。人の子がその友のために。」(ヨブ記16章21節)

「私は知っている。私を贖う方は生きておられ、後の日に、ちりの上に立たれることを。」(ヨブ記19章25節)と告白していますが、彼が求め続けた答えはイエス・キリストの内に見いだす事が出来ます。

この方こそが創造主から私達人類に与えられた唯一の答えであり、この方を通して私達は主との愛の関係を回復する事が出来るのです。それだけではなく、聖霊の満たしを通して毎日主との親密な関係の中を生きる者とされています。この主との交わりの中を共に歩み続けましょう。

■A:考えてみよう

福音の目的は「神との交わりを持つ事」です。

ヨハネはイエス様を伝える事をこのように定義しています。
「私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。」(ヨハネの手紙 第一 1章3節)

イエス様にある救いを通して主との交わりを今日も喜び楽しみましょう。

■P:祈り

父よ。ヤハウェイなるあなたの御名をほめたたえます。今日も父なる神様、イエス様、聖霊様との親しき交わりを切に求めています。心から主を愛します。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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