■S:今日の聖書の言葉
マタイによる福音書12章:36-37節(ヨブ記14章)
★ わたしはあなたがたに、こう言いましょう。人はその口にするあらゆるむだなことばについて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです。
■O:今日のコラム
私達の舌は小さな器官ですが、人生全体、そして永遠の報いにも繋がる重要な器官です。
たとえば、私達の会話の全てが録音されていて全世界に公表されるとするなら青ざめるかも知れません。
しかし、それ以上に恐ろしい事があります。
いつの日か主の御前に立つ時に、私達がこの人生で口にしたあらゆる無駄な言葉について主の御前に言い開きしなければならないという事です。
言葉で失敗しない人はいません。
誰であっても、言葉における多くの失敗があるものです。
聖書には「舌を制御することは、だれにもできません。それは少しもじっとしていない悪であり、死の毒に満ちています。」(ヤコブの手紙3章8節)と書かれています。
しかし、私達の言葉による罪を贖う為に「神のことば」と呼ばれる方が自ら十字架に架かり責任を取って下さいました。
このお方、主イエス・キリストの血潮により私達の口の罪は全て洗い聖められるのです。
また御霊なる方は、炎の分かれた舌として、私達の口をとらえ、御霊によって祈る異言の賜物を与えて下さいます。
主に贖われたこの口を「無駄なことば」の為に費やすのではなく、祈り賛美し礼拝の道具として捧げましょう。
また御言葉と信仰の言葉を宣言し、御国の栄光の為に用いましょう。
さらに福音を伝え、癒しを宣言し、多くの魂を勝ち取る武器として主に使っていただきましょう。
御国において「無駄な言葉」を口にした事を問われるのであれば、「有益な言葉」を口にするなら必ず、その大きな報いも受ける事となります。
「あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです。」
■A:考えてみよう
私達の口から、うわさ話、不満、批判、つまらないおしゃべりを取り除きましょう。
それに代えて、祈りと賛美、御言葉と信仰の告白によって私達の口を満たしましょう。
また、舌というハンドルを主に委ねて多くの時間を異言で祈りましょう。
■P:祈り
主よ。私の口を聖めて下さい。
あなたの麗しさを告白する口として創り変えて下さい。
主を愛します。この口は1日中あなたへの愛を告白し続けます。
どうか聖霊様、私の口を支配し導いて下さい。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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