■S:今日の聖書の言葉

創世記24章65節(同23章)

★ そして、しもべに尋ねた。「野を歩いてこちらのほうに、私たちを迎えに来るあの人はだれですか。」 しもべは答えた。「あの方が私の主人です。」 そこでリベカはベールを取って身をおおった。

■O:今日のコラム

ニューイヤーキャンプの最終日に、一人ひとり、主から語られていることをシェアする時間がありました。

そこで小学校4先生の男の子はこんなことを話しました。
「イエス様がもうすぐ僕達を迎えに来られる。その時に自分の内側が汚いと、イエス様に申し訳ない。だから、それまでにしっかりと心をきれいに掃除していきたい。」

アーメンです。
最近、子供たちに教えられることが多いのですが、主は今、子供たちに豊かに啓示を解き放って下さっています。なぜなら、子供たちが礼拝の中で御霊によって祈り、大人たちも驚くほどに主の臨在を楽しんでいるからです。

彼らは、御霊を通して、真理へと導き入れられ、やがて起ころうとしていることを悟っているのです。

天の父から遣わされた、御霊によってイエス様ご自身を知り、イエス様の栄光を見る。この事を今日の箇所からも理解することが出来ます。

今日の創世記24章は、父アブラハムが息子イサクの妻を迎えるために、自分の全財産を管理している家の最年長のしもべを遣わす、というストーリーです。

イサクがイエス様のひな型であるなら、アブラハムは天のお父さんであり、この遣わされたしもべは聖霊様であると言えます。

このしもべの名前は、15章2節に出てきた、エリエゼルのことですが、エリエゼルの名前は、「神は、助け主」という意味であり、イエス様はこの名前を「後に来られる聖霊(パラクレトス)」に用いていることからもそのことが言えます。

このエリエゼルという名前は、24章には一度も出てきません。それは、このしもべが自分を売り込もうとしてではなく、主人の子であるイサクを代表して妻をさがしに行っているからです。

聖霊様も、同じです。

「わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、わたしについてあかしします。」(ヨハネによる福音書15章26節) とある通り、御霊はイエス様についてをあかししており、御霊が力強く働かれるところに、イエス様の御名がたたえられるのです。

そして、そのところに、主を愛する人々が建て上げられていきます。
それなので、私たちは絶えず聖霊様を歓迎し、ますます主を愛する者となっていきしょう。

最後に、イサクの妻として迎え入れられたリベカは、キリストの花嫁なる教会を表しています。

エリエゼルがイサクの父アブラハムの命令によってイサクの妻を探しに行ったように、御霊も、天の父の命令によって、花嫁なる教会を探し求めておられます。

リベカが非常に美しく、処女で、男に触れたことがなかったとあるように、教会をきよい花嫁として整え、キリストの御前に立つことの出来るよう、聖霊様は今も力強く働かれています。

「ご自身で、しみや、しわや、そのようなものの何ひとつない、聖く傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。」(エペソ人への手紙5章27節)

主の再臨があらゆる所で語られ緊迫している今、御霊は教会を準備されようとしておられます。

私たちはますます御霊を心に迎え、父のご計画を代弁する御霊と心を一致させ、御霊が語られることに同意していきましょう。

リベカが、「野を歩いてこちらのほうに、私たちを迎えに来るあの人はだれですか。」 と聞いた時に、しもべが「あの方が私の主人です。」 と教えたように、

御霊は、主を待ち望む全ての花嫁たちに、花婿なるイエス様の訪れを啓示してくださるからです。

だから、御霊と一致出来るようますます祈りましょう。

御霊と一致する時に、主の花嫁は心から 「主よ、来てください。」 と言うことが出来るのです。

『御霊も花嫁も言う。「来てください。」』(ヨハネの黙示録22章17節)

■A:考えてみよう

聖く、傷なく、非難されることのない者として御前に立つことが出来るよう、今日もみことばにより、水の洗いをもって心の汚れを洗い落とそう。

また、日本の全ての教会の上に聖霊様が力強く訪れ、夫を迎える花嫁として目を覚まし、整えられるよう祈ろう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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