■S:今日の聖書の言葉

創世記25章27節(創世記26章)

★ この子どもたちが成長したとき、エサウは巧みな猟師、野の人となり、ヤコブは穏やかな人となり、天幕に住んでいた。

■O:今日のコラム

ここにエサウとヤコブの性質について書かれています。パッと見は、ヤコブがアウトドア派でヤコブはインドア派と取れます。しかし、ここにはそれ以上の意味が隠されていると信じます。

ヤコブの『穏やかな』という言葉は、原語では『完全な、汚れのない』という意味の言葉が使われています。汚れない者の住む天幕、つまりこの天幕は礼拝者の天幕、つまりダビデの幕屋を意味します。

エサウの『野の人』は、天幕を好まない人とも言えます。この差が、生まれる前から、ヤコブが祝福され、エサウが祝福されなかった事とも関係していると信じます。

天幕に住む、ダビデの幕屋に住む。そのことは、私たちにとって祝福の鍵とも言えます。

異邦人のおおもとの先祖とも言える、ノアの子ども、ヤペテは祝福された異邦人のひな形です。

セムは、後にイスラエル人へと続く祝福に預かっています。

ハムは、ノアの恥を言いふらし、その系統が呪われてしまいます。本人ではなく、その子孫のカナンが呪われることがそれを示しています。

ヤペテはセムと一緒に父の裸を覆って祝福を受けました。その祝福は、『神がヤペテを広げ、セムの天幕に住まわせるように。カナンは彼らのしもべとなれ。』(創世記9章27節)というものでした。セムの天幕、イスラエルの天幕、ここにはダビデの幕屋が隠されています。
 
昨日読んだ、リベカの受けた祝福とはどのようなものだったでしょう?

『イサクは、その母サラの天幕にリベカを連れて行き、リベカをめとり、彼女は彼の妻となった。彼は彼女を愛した。イサクは、母のなきあと、慰めを得た。』(創世記24章67節)とあるように、主の民の天幕に入れられるという祝福に預かったのです。それは花嫁の祝福です。

ダビデの幕屋に入る事は、キリストの花嫁への道であり、祝福の鍵です。

新約にあって書かれていることですが、私達は世にあっては寄留者です。寄留者のライフスタイル、それは天幕生活のライフスタイルです。ダビデの幕屋のライフスタイルは、終わりの時代の教会の祝福の鍵です。

■A:考えてみよう

ダビデの幕屋のライフスタイル、生活の全てで主を礼拝し続け、祈りと賛美をもって礼拝し続ける者となることを求める。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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