■S:今日の聖書の言葉
創世記7章1、5節、ヘブル人への手紙11章7節(創世記8章)
★創7:1 主はノアに仰せられた。「あなたとあなたの全家族とは、箱舟に入りなさい。あなたがこの時代にあって、わたしの前に正しいのを、わたしが見たからである。★創7:5 ノアは、すべて主が命じられたとおりにした。
★ヘブ11:7 信仰によって、ノアは、まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき、恐れかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって、世の罪を定め、信仰による義を相続する者となりました。
■O:今日のコラム
1 神様は語ってくださる。神様は教えてくださる。警告してくださる。ノアはそれをキャッチした! そして、警告に従って造った!
ノアの時代、神様には一つの計画がありました。残念ながら、そのご計画とは、神様の創られた人間があまりにも堕落したので、この世代を洪水によって滅ぼす、という厳しいものでした。
しかし、神様は、このような中にあって、人々が救われる道も用意してくださいました。
それが、箱船でした。
神様とともに歩んでいたノア(創世記6章9節)に、神様はそのご計画を教えてくださいました。そして、ノアは、その警告を受け止め、その計画に従って箱船を創り、命じられた通りに、家族や動物を集め、箱船に乗せました。
この救いの計画、箱船は、終わりの日の救いの計画 ― 教会=祈りの家=ダビデの幕屋(主の御臨在)=キリストの花嫁=キリストの身体、の回復(再建)、完成、また福音伝道 ― の雛型であり、また、イエス・キリスト御自身です。
2 神様はチャンスをくださる。待っていてくださる。でも、いつまででもではない。神様を侮ってはならない。
ノアだけが神様の命令を聞くことができたかもしれません。でも、ノアが箱船を創ることによって、神様は他の人々にも実はチャンスを与えてくださっていました。
箱船は、大きな建造物で、遠くからでも見ることができ、造るのに時間もかかったでしょう。おそらく、海から離れた陸地で造られ、当時の天候や状況から考えると不思議な行動で、人々は、ノアに、「なんでこんなことしてるの?」と聞くチャンスもあったでしょう。実際に彼に尋ねて、説明を聞いた人もいたと思います。
そして、その間、神様は、「忍耐して待っておられた」(ペテロの手紙 第一 3章20節)とはっきり書かれています。
悲しいことに、当時の人々は、ノアの箱船を通して与えられた神様の警告に従いませんでした。
ペテロの手紙 第一 3章20節
「昔、ノアの時代に、箱舟が造られていた間、神が忍耐して待っておられたときに、従わなかった霊たちのことです。わずか八人の人々が、この箱舟で、水を通って救われたのです。」
3 神様の語られたことは必ず実現する。目を覚まして主とともに歩もう! 主に従おう!
神様のご計画が発表されてから実現するまで、時間はかかったかもしれません。しかし、それは、御言葉通り、実現しました。
創世記7章
4節 「それは、あと七日たつと、わたしは、地の上に四十日四十夜、雨を降らせ、わたしが造ったすべての生き物を地の面から消し去るからである。」
……………………….
10節 それから七日たって大洪水の大水が地の上に起こった。
23節 こうして、主は地上のすべての生き物を、人をはじめ、動物、はうもの、空の鳥に至るまで消し去った。それらは、地から消し去られた。ただノアと、彼といっしょに箱舟にいたものたちだけが残った。」
今の時代にも、神様のご計画があります。時間がかかっても、それは実現します。ですから、私たちは、目をさまして、主とともに歩みましょう。主が語っておられることに耳を傾け、それに従って行きましょう。
終わりの時代の救いのご計画、救いの箱船である、教会、祈りの家、ダビデの幕屋、主の臨在の回復の働きに従事していきましょう。
ヘブル人への手紙11章6-7節
「信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです。
信仰によって、ノアは、まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき、恐れかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって、世の罪を定め、信仰による義を相続する者となりました。」
■A:考えてみよう
私は主とともに歩んでいるだろうか。主の語りかけに耳を傾けているだろうか。それに従っているだろうか。
■P:祈り
真理の御霊よ、知恵と啓示の御霊よ、力と愛と慎みの霊よ、助け主よ、来てください。教えてください。終わりの時代に、間違った教えや異端、偽りの救いの道が、たくさん語られ、人々は混乱しています。
私たちが、聖い、真理の御父の愛の中にとどまり、真理の御霊により、いのちと平安を持ち、真理の御言葉に従い、イエスキリストこそ、救いの道であることを多くの人が知って、悔い改め、救われることができますように。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ともこ 】
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