■S:今日の聖書の言葉
第一サムエル記17章45-46節(同18章)
★ ダビデはペリシテ人に言った。「おまえは、剣と、槍と、投げ槍を持って、私に向かって来るが、私は、おまえがなぶったイスラエルの戦陣の神、万軍の主の御名によって、おまえに立ち向かうのだ。きょう、主はおまえを私の手に渡される。・・・」
■O:今日のコラム
今日の箇所は聖書の中でも非常に有名なストーリーの一つ、少年ダビデとゴリアテとの対決です。この箇所から学ぶ信仰の勝利の秘訣は多くありますが、今日注目したい一つの事は、信仰の告白による勝利という事です。
イスラエルの前に強敵ゴリアテが立ちはだかった時、イスラエルの民はゴリアテの大きさを見て恐れました。
しかし、イスラエルから完全に勝利の信仰を奪ったのはゴリアテの言葉でした。
聖書には「サウルとイスラエルのすべては、このペリシテ人のことばを聞いたとき、意気消沈し、非常に恐れた。」(11節)と書かれています。
そのうえゴリアテは四十日間、朝早くと夕暮れに出てきて姿を現し、イスラエルの陣営をののしり、彼らの小ささ、弱さを声高らかに宣言しました。
これは祈りの家の働きの逆バージョンです。
祈りの家では朝に夕に日々絶え間なく主への賛美、祈りが叫ばれていますが、ゴリアテは朝に夕に神をののしり、イスラエルの陣営をあざけりました。
その中で、立ち上がったのがダビデでした。
ダビデはゴリアテを前にして敵の大きさではなく、主の御名の大きさを宣言し、そして、その信仰の宣言をした通り、たった一つの石ころでゴリアテに圧倒的な勝利を得ました。
ダビデは、敵を前にした時突然に、信仰や石を投げる能力が湧いてきたのではなく、日々の生活で神様と親密な関係を持つ中で信仰が養われ、また日々襲って来る猛獣に向かって石を投げ、主はどんな自分より強い猛獣にも勝利を与えてくださるというレッスンを受けていたのです。
その為にゴリアテを前にしても恐れる事なく、日々行っている事をその場で解き放ったのでした。
私達も日々、主との親密な関係の中にあってこの信仰の石を投げ続けましょう。
毎日、生活の中で様々な恐れや不安、病の痛み、心の悲しみ、経済や人間関係の悩み、不満や怒りが湧き上がって来るものです。
しかし、その中にあって御言葉を固く握り信仰の宣言をし続けるのです。
病に向かって、不足に向かって、ビジネスに対して、家族や街、国の救いに対して信仰の言葉を宣言し続けましょう。
すると小さな石ころが、あの大きな強敵ゴリアテを打ち負かした様に、私達の信仰の告白は後にこの世に大きなブレイクスルーを解き放つ事となります。
「兄弟たちは、小羊の血と、自分たちのあかしのことばのゆえに彼に打ち勝った。彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった。」(黙示録12章11節)
■A:考えてみよう
今日から心を新たにして信仰の言葉を宣言し続けましょう。
私達の人生の勝利も敗北も私達の内側(思い、心の中)から始まって行くからです。
なので日々新しく聖霊様に満たされ、御言葉を固く握って今日も共にダビデの様に立ち上がりましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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