■S:今日の聖書の言葉

ヨハネの黙示録13章6節(ゼカリヤ書7章)

★ そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。

■O:今日のコラム

この黙示録13章では「獣」すなわち反キリストが登場します。獣は権威を受けて、まず初めにする事がこの6節に記されている、神の御名と、幕屋、天に住む者たちをののしり、けがしごとを言う事でした。

この、ののしりのリストに「幕屋」が含まれているのは驚きです。つまり、これは悪魔が心から憎んでいるもののリストです。神の御名、そして幕屋(主の臨在の満ちる礼拝)そして天に住む者(主と親密に過ごす聖徒達)を悪魔は憎んでいるのです。

悪魔が憎んでいるのは、そこに御国の力と本質があるからです。ですから私達はますます、主の御名を高らかにほめたたえる事、主の臨在を求める事、主との親密な関係の中に生きる事をし続けようではありませんか。それら全ては、ダビデの幕屋の中でなされていた事です。

この反キリストとは逆に、ダビデは王としての権威を受けて、第一に取り掛かったのが、契約の箱を自分の町に運び込み、ダビデの幕屋、絶え間ない祈りと賛美を捧げる礼拝場を設ける事でした。私達が力を得る時に、その力を用いて何に取り掛かるか?という事は非常に重要な事です。その時、心にある事がはっきりと現れるからです。

主は終わりの時にダビデの心を持った者達を起こされ、群れを導く牧者として立てます。エゼキエル書37章、ゼカリヤ書12章にその事が記されています。

ダビデの心を持った者とは誰でしょうか?

それは、ただ一つの願い「詩篇27篇4節」の心を持った者達です。

リバイバルでも、祝福でも、繁栄でも、成功でもなく、主ご自身を切に追い求め、主の臨在を何にもまさる喜びとし、主を満足とする者達です。イエス様ご自身が誰よりもその心を持ったお方でした。聖書には「あなたの家を思う熱心がわたしを食い尽くす。」と言われています。

このダビデの心を持つ時、私達は終わりの時代に起こる反キリスト的な惑わしに打ち勝つ力を日々の主との関係の中で受け取って行く事が出来ます。熱心に主を追い求め続けましょう。

■A:考えてみよう

詩篇27篇を声に出して宣言しましょう。

■P:祈り

主よ。私の内にダビデの心を下さい。あなたを喜びとし、宝とし、その臨在を切に求める心と歩みを日々下さい。ただ御霊の導きの中にあってその事がなされますように。愛するイエス様の名を呼び続けます。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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