■S:今日の聖書の言葉
ヨハネによる福音書7章37-38節 (アモス書1章)
★ さて、祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って、大声で言われた。「だれでも渇いているならわたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」
■O:今日のコラム
今日は、皆さんに、イスラエルで私が聞いたあるメッセージをシェアしたいと思います。
ちょうど私がイスラエルに行ったとき、仮庵の祭りというユダヤ人の祭りの時期でした。
この仮庵の祭りとは、出エジプト語の荒野での生活を記念する祭りとなっており、イスラエルの所々で 「スコット(仮庵)」 いわばテントみたいな小屋が建てられます。この祭りは8日間続くのですが、その間、ユダヤ人は自分の家の中ではなく、このスコットの中で食事をしたり、時間を過ごします。参考までに、レビ記23章34~43節に、神様が言われる仮庵の祭りについて書かれています。
ではでは、メインなところに入っていきたいと思いますが、今日の箇所に書かれている祭りとは、お分かりだと思いますが、この仮庵の祭りを指しています。
イエス様の時代、仮庵の祭りの期間、毎日朝晩と2回、ダビデの街にあったと思われるシロアムの池から水を汲んで、喜びながら神殿まで運び、それを祭壇やいけにえに注ぐといった儀式を行っていました。この儀式は雨乞いの象徴だと言われています。
今でも、スコットの中には次のような張り紙を貼ることになっているそうです。
「あなたは救い( ← イェシュア ) の井戸から水を汲む。」
私は実際にそこに注目してなかったので、来年しっかりとこの目で確認したいと思いますが、これは、イザヤ書12章3節のことばです。このようにして、ユダヤ人たちは水を汲む儀式を取り入れていますが・・・
その祭りの最終日、それはもっとも祭りがヒートアップする日であり、喜びが頂点に達する日とも言われています。その日に、イエス様は立ち上がって大声でこの言葉を発したのです。
「だれでも渇いているならわたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」
これは、イエス様の心からの叫びだったとも言えるでしょう。
シロアムの池から水を汲み、喜んでいるユダヤ人たちに対して、「そっちじゃない!! 本当の生ける水はわたしからだよ!! シロアムの池の水は、溜池だから、濁っているし、汚い。祭りだから喜びはあるかもしれないが、それは一時的なもの。しかし、わたしが与える水は、いつも新しく、清く、新鮮。だから、わたしのもとに来て!!!」
■A:考えてみよう
今日、イエス様は同じように私たちにも、このことを語っています。
私たちの本当の喜びはどこから来ていますか? あなたは霊的に渇いている時、どこから水を汲んでいますか?
または、テレビを見たり、ネットに時間を費やしたりして、そこから自分を満たそうとしていませんか?
または、いろんな人にあったり、自分を忙しくして、その渇きを惑わしていませんか?
今日、イエス様から新しい生ける水を受け取り、自分がその喜びの泉になっていこう!
また、沢山のユダヤ人たちも、このことに目が開かれていません。だから、今では、仮庵の祭りはただの大騒ぎパーティーになっています(特に最終日)。彼らはイエス様(イェシュア)が生ける水の源だと知りません。だから、そのことを最初に受け取った私達は、彼らも受け取ることができるように祈る時間をもってみましょう。
■P:祈り
イエス様、私の魂が渇いているときに、あなたではなく、いろんなところから満たしを得ようとしていたことを悔い改めます。
今日、そして、これから毎日、あなたのところにまず行き、あなたから生ける水を受け取ります。
そして、それが私のうちで溢れるものとなり、喜びの泉がいつも私のうちから流れ、川となり、周りの人々にそれが流れていくようにしてください。
また、あなたの選ばれたユダヤ人たちにもこの真理を悟ることができるように、彼らの心の目を開いてください!!
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 かよ 】
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