■S:今日の聖書の言葉

哀歌2章14節、ヘブル人への手紙2章17-18節

★哀2:14 あなたの預言者たちは、あなたのために、むなしい、ごまかしばかりを預言して、あなたの繁栄を元どおりにするために、あなたの咎をあばこうともせず、あなたのために、むなしい、人を惑わすことばを預言した。

★ヘブ2:17-18 そういうわけで、神のことについて、あわれみ深い、忠実な大祭司となるため、主はすべての点で兄弟たちと同じようにならなければなりませんでした。それは民の罪のために、なだめがなされるためなのです。

主は、ご自身が試みを受けて苦しまれたので、試みられている者たちを助けることがおできになるのです。

■O:今日のコラム

このデボガイを書いている日、ある驚くべきニュースを聞きました。

アメリカ議会の下院で、10月16日の債務上限引き上げ法案の採決の最中に、突然、速記官の女性が「この場における最大の欺瞞(ぎまん)は、この国が神の下にある1つの国ではないということだ。」などと叫び、さらに、エレベーターへと誘導される際、「2人の主人に仕えることはできない。」などとも叫んだというニュースです。

事実関係や、また、この速記官が、神様から遣わされて預言を語ったのかどうかについて、限られた情報の中では判断難しいですが、少なくとも、彼女が叫んだ内容は、まさに、アメリカという国家の問題の根源を示しているのでは、と感じました。他の国もそうですが、アメリカも、神様のもとに立ち返り、神様だけに仕える国となれるようにと祈ります。

今日の哀歌の箇所には、預言者が、神に従って真の預言をするべきところ、むなしいごまかしと、人を惑わす言葉ばかりを預言したため、国家と国民の咎が暴かれず、それを抱えたまま、国家が滅びに向かってしまった過程が書かれています。

暗い部屋に光が差し込むと、ゴミやがらくたが見えて、それを掃除したり片付けたりできます。そうすると、部屋がきれいになり、暗闇でつまずいてけがをすることもなくなります。

聖霊様は、真理の御霊です。

慰め主、助け主なる御霊は、私たちを励まし、助け、慰め、力を与え、導いてくださいますが、同時に、私たちの心に光を照らし、私たちが悔い改めなければならない領域を示してくださいます。

そのようなことが示されたら、それを告白して捨て、主にもっと近づきましょう。主御自身であふれるほど満たされるまで、主を求めましょう。

■A: 考えてみよう

聖霊様が私たちに罪を示して下さる時、憐れみ深い忠実な大祭司、弱い私たちを助けることができる主のもとに行き、罪を告白して捨て、主御自身であふれるまで満たしていただこう。

■P:祈り

主に満たされ、主との親しい関係の中を歩み続けていけますように。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【ともこ】

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