■S:今日の聖書の言葉
エレミヤ19章2〜6節

★『瀬戸のかけらの門』の入口にあるベン・ヒノムの谷に出かけ、そこで、わたしがあなたに語ることばを呼ばわって、
言え。『ユダの王たちとエルサレムの住民よ。主のことばを聞け。イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。見よ。わたしはこの所にわざわいをもたらす。だれでも、そのことを聞く者は、耳鳴りがする。
彼らがわたしを捨ててこの所を見分けがつかないほどにし、この所で、彼らも彼らの先祖も、ユダの王たちも知らなかったほかの神々にいけにえをささげ、この所を罪のない者の血で満たし、
バアルのために自分の子どもたちを全焼のいけにえとして火で焼くため、バアルの高き所を築いたからである。このような事は、わたしが命じたこともなく、語ったこともなく、思いつきもしなかったことだ。
それゆえ、見よ、その日が来る。−−主の御告げ−−その日には、この所はもはや、トフェテとかベン・ヒノムの谷とか呼ばれない。ただ虐殺の谷と呼ばれる。

■O:今日のコラム
もしある妻が、夫を愛しているように振る舞いながらも、よそで別の男性を慕っているのなら、それを見る時、誰もが嘆くことでしょう。

同じようなことが、イスラエルの民の中で起こっていました。イスラエルの民は神殿の中ではいつものように主を礼拝し、一方、神殿の外では子どもをいけにえとして捧げるなどして偶像礼拝を行い、そのような霊的姦淫が国中で起こっていたのでした。

霊的な不倫を犯し続けるイスラエルに対して、エレミヤは何十年にも渡り、神からの警告のメッセージを語り続けましたが、イスラエルはその警告を無視し続け、夫である神を裏切り、不実の罪をやめることはありませんでした。

イスラエルのような「霊的姦淫」はどのようにして始まったのでしょうか。

それは、イスラエルが神の戒めをないがしろにすることから始まっていきました。イスラエルの霊的指導者たち、王や祭司、預言者たちが神の戒めを軽んじ、ないがしろにすることから、この国の腐敗、霊的不倫が始まっていったのです。

御言葉は、私たちが「王である祭司」として召されていると語っています。(第1ペテロ2:9)
王である祭司として召し出された私たちが、神の戒めを軽んじてしまう時に、神の民の中に霊的姦淫、霊的腐敗が入り込んでしまうという原則を、エレミヤ書の中に見ることができます。

イスラエルの民も、はじめから子どもをいけにえとして捧げるような、おぞましい偶像礼拝をしていたわけではありません。年月をかけて、少しずつこの国の中に腐敗が染み込んでいきました。

■A:考えてみよう
私たちも今日のところから教訓を得て、自分の生活の中で、神の宮では神を礼拝しながらも、神殿の外では、夫である主以外のものを慕っていないか、また、神の戒めを軽んじ、神の御心を痛めていないかを点検したいと願います。

現代に生きる私たちは、自分が自分に対する王、祭司、また預言者であります。王である祭司、預言者として自分の心に絶えず神のみおしえを愛することを教えていきましょう。

申命記の28章にある神との契約は、「神の戒めに従うなら祝福される。」「神の戒めに従わないなら呪われる。」と明確に記されていることを今日、心に留めたいと願います。

いつまでも真実な心で主を慕い続けるために、神の戒め、神のみことばを霊の糧として受け取り続け、日々、御言葉に私たちの進むべき道を照らして頂きましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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