■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き3章2節
★すると、生まれつき足のなえた人が運ばれて来た。この男は、宮に入る人たちから施しを求めるために、毎日「美しの門」という名の宮の門に置いてもらっていた。
■O:今日のコラム
今日の通読箇所である使徒3章には、「美しの門」と呼ばれる宮の門で、毎日施しを求めていた生まれつき足のなえた人が、祈りのために宮に入ろうとしたペテロとヨハネを通して、イエス様の御名による癒しを受け取った話が書かれています。
この美しの門は、神殿にある多くの門のうち、実際に当時のどの門であったかということに関してはいくつかの推測がなされていますが、特定には至っていません。しかし、他の門よりも値打ちがある分厚い金銀とコリントしんちゅうで飾られていた門であったことで有名で、とても美しく大きな門であり、開け閉めには20人ほどの男性が必要であったと言われています。
しかし、後にこの門の場所に建てられた門は、今現在は塞がれている黄金門です。イエス様がエルサレムに入場された門であり、メシヤであるイエス様が後にこの黄金門を通って入場されるといわれています。
実際に、この「美しの門」は、アラム語では「すばらしい、不思議な(英語ではwonderful=ワンダフル)」と呼ばれていた門でした。イザヤ書9章においては、主は「不思議な助言者」=「ワンダフル・カウンセラー(Wonderful Counsellor)」と呼ばれています。
そのためこの美しの門は、イエス様ご自身を啓示しているものでもあります。イエス様は神の羊の囲いの門であられる方です。
イエス様を通してのみ救いがあるように、イエス様を通して私たちは天の父の御元にいくことができるのと同じように、イエス様を通して私たちは癒し、回復を受け取ります。イエス様を通して、日々新しい力、希望、喜び、信仰を受け取ります。
生まれつき足のなえた人が、このイエス様をあらわす門である「美しの門」で、イエス様の御名による癒しを受け取ったように、私たちも今日、今一度、イエス様のもとにいき、イエス様による癒し、回復を受け取りたいと願います。 イエス様を通して、今日必要な新しい力、希望、喜び、信仰を受け取りたいと願います。
生まれつき足のなえた人が癒しを受け取り、神を賛美して宮に入っていったように、主の癒し、回復、力を今日も主から新しく受け取り、神を賛美し、主の臨在の中で、今日1日を歩むことができますように。
■A:考えてみよう
生まれつき足のなえた人が、イエス様をあらわす「美しの門」で主の御名による癒しを受け取ったように、私たちもイエス様のもとに今日も行き、イエス様の御名による癒しと回復を受け取りたいと願います。
すべての癒し、すべての回復、解放、救いは主からきます。
自分の体に癒しが必要な部分があるでしょうか?自分のうちに、自分のたましい、心、思いに、癒し・回復が必要な領域があるでしょうか?自分の状況、経済、仕事、家庭、人間関係などで癒し、回復が必要な領域があるでしょうか?
生まれつき足のなえた人のように、生まれつきだと思ってしまっている症状、性格、状況はあるでしょうか? 生まれつき足のなえた人のように、神様を礼拝・賛美する歩み、主と共に歩む歩み、主との関係において、癒されるべき領域、回復されるべきことはあるでしょうか?
私たちは皆、神の子として回復されていくべき領域があることを覚え、今日もイエス様のもとへ行き、主イエスを通して、癒し、回復、解放、救いを受け取りましょう。イエス様を通して、今日必要な新しい力、希望、喜び、信仰を受け取りましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ありさ 】
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