いつもマナメールをご愛読してくださっている皆様に心から感謝を申し上げます。
この度、約15年間、主の恵みにより続けてまいりましたマナメール配信をこの春で終了することに致しましたことをご報告させていただきます。

昨年末に、この働きを主にお返しするよう導きを受け、タイミングを主にお委ねしておりましたところ、2月に入り、私たちの教会において、突如として大きな試練、揺り動かしがやって来ました。

その揺り動かしのさなか、家で過ごしていると、突然、コンロの上に置いていた土鍋が床に落ちて、大きな音を立てて砕けました。それは、結婚当初から20年間愛用してきたお気に入りの土鍋でした。
跡形もなくなった器の破片を見つめながら、主は今、古き器を砕き、完全に壊し、新しい器へと造り変えようとしておられるのだと思いました。

陶器師なる主は、痛みと試練を通して、私たちの古いフォームを壊し、ご自身の願うかたちへと新しく造り変えてくださることを感謝します。

「さあ、主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、いやし、私たちを包んでくださるからだ。」(ホセア6:1)

悔い改めるべきは、主よ、私です。自分の義、自分の正しさを主張しません。抵抗しません。陶器師なる主ご自身の御手で私を砕き、きよめてください。
試練の中で、無理に働きをキープすること、とり繕うこと、押し進めることをやめます。この期間、あなたのなさることに身を委ねます。主の御手で新しく造り変えてください。

そのようにして、今まで握っていたものを主の前に差し出し、明け渡す決心を致しました。

〜約束の地へ〜

さて、そのような中で、主は、ヨシュア記のみことばから、その時期について明確に語ってくださいました。

「過越のいけにえをささげた翌日、彼らはその地の産物、『種を入れないパン』と、炒り麦を食べた。その日のうちであった。
彼らがその地の産物を食べた翌日から、マナの降ることはやみ、イスラエル人には、もうマナはなかった。それで、彼らはその年のうちにカナンの地で収穫した物を食べた。」(ヨシュア記5:11,12)

イスラエルの民はエジプトを離れて初めて、過越の祭りの食卓を囲みましたが、彼らが土地の産物を食べ始めたその日以来、マナは絶え、イスラエルの人々にマナはなくなったと記されています。

荒野を放浪した40年の間、神様は毎日、民が生きるのに必要な食べ物を与え続けてくださいました。しかし、天から降り注ぎ続けたマナはこの時、その役目を終えました。神の民はこの日以来、「自ら」が責任を持って大地を耕し、収穫し、管理するという、大きな転換期を迎えることとなります。

約束の地に入るために神の民が、マナの時を終え、主の養いの中で、自ら、着実に御言葉を食べる者へと成長していきますが、私たちも、「自ら」御言葉を食べることによって強く、雄々しく、この困難な時代を戦い抜き、勝利していきたいと願います。

今年の過越の祭りは3/22から始まりますが、祭りの最終日の復活祭(4/4)をもって配信を終了させていただきたいと思います。

神の時は、いつも私たちとって突然と思えますが、全て最善の時であると信じます。

いつも、あたたかな励ましと、祈りをもって支えてくださったお一人おひとりに心から感謝を申し上げます。残り約1ヶ月間、最後まで宜しくお願いいたします。

常に変わらず日々の糧を与えてくださる父なる神様に、心からの感謝と賛美を捧げます。

「人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きるのです。」

 

神の恵みがお一人おひとりのうちに豊かにありますように。

カテゴリー: マナメール

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