■S:今日の聖書の言葉
エステル記9章22節

★自分たちの敵を除いて休みを得た日、悲しみが喜びに、喪の日が祝日に変わった月として、祝宴と喜びの日、互いにごちそうを贈り、貧しい者に贈り物をする日と定めるためであった。

同26,27節

★こういうわけで、ユダヤ人はプルの名を取って、これらの日をプリムと呼んだ。こうして、この書簡のすべてのことばにより、また、このことについて彼らが見たこと、また彼らに起こったことにより、ユダヤ人は、彼らと、その子孫、および彼らにつく者たちがその文書のとおり、毎年定まった時期に、この両日を守って、これを廃止してはならないと定め、これを実行することにした。

■O:今日のコラム
本日はイスラエルにおいてプリムの祭りです。プリムの祭りはユダヤ人を根絶やしにしようとする悪しきハマンの策略が打ち砕かれ、ユダヤ人が大勝利を得たことを記念して祝う日です。上記の御言葉には「自分たちの敵を除いて休みを得た日、悲しみが喜びに、喪の日が祝日に変わった月として、祝宴と喜びの日」と記されています。

現在私たちの共同体はコロナウィルスの影響の中で大きな試練と困難の中にあります。まるで教会を滅ぼそうとするかのように思えるこの力が覆され、むしろ神の民が主の勝利を祝う霊的な分岐点となるのが今日です。

主は祝福の約束において「主は、その恵みの倉、天を開き、時にかなって雨をあなたの地に与え。」(申命記28:12)と約束して下さっています。「時にかなって」は直訳では「祭り(例祭)ごとに」という意味があります。つまりこのプリムの祭りの時に、プリムの祭りの油注ぎが臨みます。それは敵の悪しき策略が打ち砕かれ、神の民が主にある勝利を祝う油注ぎです。

主は我らの嘆きを喜びに変えて下さいます。このプリムの祭りに主が豊かに注ごうとしておられる恵みを大胆に受け取り、主にある大勝利が我らに臨むことを信じて共に、エステルが王の前に出て民族をとりなしたように、キリストの花嫁である私たちも、花婿であり王の王であられるイエス様の御前に出て、自分と家族、教会をとりなし祈りましょう。

■A:考えてみよう
以下の御言葉を朗読して全ての嘆きが、主にある喜びへと変えられることを覚え、プリムの恵みが注がれるように祈りましょう。

「あなたは私のために、嘆きを踊りに変えてくださいました。あなたは私の荒布を解き、喜びを私に着せてくださいました。」(詩篇30:11)

「主に贖われた者たちは帰って来る。彼らは喜び歌いながらシオンにはいり、その頭にはとこしえの喜びをいただく。楽しみと喜びがついて来、嘆きと悲しみとは逃げ去る。」(イザヤ書35:10)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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