■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第二2章1節
★この後、ダビデは主に伺って言った。「ユダの一つの町へ上って行くべきでしょうか。」すると主は彼に、「上って行け」と仰せられた。ダビデが、「どこへ上るのでしょうか」と聞くと、主は、「ヘブロンへ」と仰せられた。
■O:今日のコラム
「神の国とその義とをまず第一に求めなさい」とイエス様は言われましたが、このダビデの姿勢こそ、神の国とその義を第一に求める生き方と言えます。ダビデは自分の行きたい方向、自分の計画、自分の考えによって行動することはしませんでした。まず第一に、主がお考えになっていることを尋ね求めたのです。
今日、私たちは共にこのダビデの信仰の姿勢を見習いたいと思います。
ダビデはこの後に、ヘブロンでユダの家の王としての油注ぎを受けます。
「そこへユダの人々がやって来て、ダビデに油をそそいでユダの家の王とした。」(4a節)
主の御声を聞き、主のみこころに従順に従って行く先には、主の偉大なプランが約束されています。主に従うならば、主の時に、主のご計画がなされていくのです。ですから、主に信頼して聞き従いましょう。
自分の計画、働きがストップされることは嬉しいことではありません。なんとかしてキープしようと努力します。ですが道が塞がれたその時こそ、主の御声を聞き主のみこころを知る最高の機会であると信じます。
物事が上手くいっている時には飢え渇いて主を求めること、みこころを尋ね求めることは本当に難しいものです。ですから主は、はじめの愛に立ち返らせるために、時に私たちを、主の御声を聞くことのできる環境、状況へと導かれます。
「それゆえ、見よ、わたしは彼女をくどいて荒野に連れて行き、優しく彼女に語ろう。」(ホセア2:14)
主が私たちに贈ってくださった、チョコレートより甘いホセア書2.14の主のみことばを感謝します。
荒野に連れ出されるのは主です。なぜなら、主は私たちを愛しておられるからです。他に理由はありません。ですから、ただシンプルにホセア2.14のみことばを受け取り、その愛に応答していこうではありませんか。
荒野は主のみことばがある場所です。ダビデは多くの賛美を荒野で書きました。バプテスマのヨハネも荒野で働きを開始しました。主は、私たちを荒野に導き、私たちを砕き、造り変えたいのです。
数年前、イスラエルの集会において、ジョンムリンデ師がメッセージでこのように語っておられました。
「私たちはキリストの死と同じ状態にならなければいけません。マリヤのように完全に明け渡した状態となるなら、復活の力が私たちのうちに働きます。そうして神の願いが私の願いとなるのです。私たちはたくさんの肉と戦いがあります。私たちはきよめられ、もっと神との親密さの中に入らなければいけません。」
2021年のシャローム教会のテーマはピリピ2章6節~9節です。
主は、神であるという姿をキープしたいと思われませんでした。ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられたのです。自分を卑しくし、実に十字架の死にまでも従われました。それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになったのです!ハレルヤ!
主は私たちをキリストの死と同じ状態になることを願っておられます。それは、父なる神が、イエス様を高く引き上げ、全ての名にまさる名をお与えになられたように、教会を高く引き上げてくださるためです。
主を待ち望みましょう。今は試練があるかもしれませんが、必ず鷲のように翼をかって、高みへとのぼることができます!共に信じ、主に期待しましょう!
■A:考えてみよう
立ち止まり、主の御声を聞きましょう。聖霊様の声に敏感になりましょう。
聖霊様が導かれる場所に私たちも動くことができますように。
私たちの思いがきよめられ、主の願いが我が願いとなりますように。
■P:祈り
主よ。今、様々な試練、揺り動かしがあります。ですが信仰が揺さぶられることを通して私の不純物が取り除かれ、主への真っ直ぐで純粋な信仰に変えられていく機会とされることを感謝します。試練を主からの恵みとして喜んで受け取ることができますように助けてください。
道が塞がれているように感じますが、主に聞き従う時に、主は私たちのうちに偉大なご計画を建て上げてくださることを感謝します。
乳離れした子が母親の前にいるように、主の前に静かに自分自身を置きます。立ち止まり、聖霊様を待ち望みます。
鷲のように翼をかってのぼるために、今、私を荒野で整えてください。
私たちの偉大な主、イエスキリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン
【 ひさえ 】
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