■S:今日の聖書の言葉
ピレモンへの手紙10〜11節

★獄中で生んだわが子オネシモのことを、あなたにお願いしたいのです。彼は、前にはあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても、役に立つ者となっています。

■O:今日のコラム
イエス・キリストの十字架の贖いの目的に、「神の作品としての回復」と言うことがあります。私たちは神の作品として、神の良き目的の為に創造された者ですが、罪の結果、神の麗しいデザインが壊れてしまいました。

「私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださったのです。 」(エペソ2:10)

この「キリスト・イエスにあって造られた」は直訳では「キリスト・イエスにあって再創造された」と記されています。つまり、主イエスの十字架の贖いの故に本来の神に造られた目的とデザインが回復したことを意味します。

私たちは皆、神の作品であり、良い(トーヴ 神の麗しさや完全な計画)働きの為に造られた存在です。誰かのようになるのでも無く、また罪や悪と言った神の目的意外の為に使われる者でも無く、神が創造して下さった計画、目的、デザインを全うすることが私たちに与えられた使命です。

パウロが獄中で出会ったオネシモは逃亡奴隷でした。彼は自分の主人に損害を与え、その他様々な罪の行いの故に投獄されていました。しかし、パウロとの出会いの結果、オネシモは主イエスを信じ、彼の人生に真のアイデンティティーが回復したのでした。

オネシモと言う名前は「役に立つ」という意味があります。彼は罪の故に役に立たない者となっていましたが、主イエスの十字架の贖いによって彼が造られた目的である「役に立つ者」というアイデンティティーが回復したのでした。それなのでパウロは

「彼は、前にはあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても、役に立つ者となっています。」(11節)

と言っています。これはまさに私たち自身の姿でもあります。私たちは自分の熱意や才能、正しさや義によって神の良き(トーヴ)の計画の回復に与ることは出来ません。ただ主イエスの十字架の贖いの故に義とされ神の作品として回復されたことを覚えて、日々イエス様に感謝を捧げ、栄光をお返しし続けましょう。

■A:考えてみよう
以下の御言葉を朗読して、主イエスの十字架の贖いの素晴らしさを褒め称え、主に感謝を捧げる時間を持ちましょう。

「義人はいない。ひとりもいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。善を行なう人はいない。ひとりもいない。」(ローマ3:10〜12)

「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。」(ローマ3:23〜24)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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